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ギドラの巣12周年

本館の「ギドラの巣」は去る2月20日に12周年を迎えました。

私がwebで発言するきっかけになったのは、1998年公開の『GODZILLA』。
あのハリウッド版ゴジラと言われる怪作を見て噴火したのがそもそもの始まりです。
当時東宝が運営していたゴジラ公式サイトにBBSがあったので、エメリッヒはなにをやっとるんじゃい!
と怒りの投稿。

そんなこんなで自分のwebサイトを持った方が良いんじゃないかと開設したのが「ギドラの巣」というわけです。

その後の12年、映画全般に感じる問題もありますが、まあ、ここはゴジラないし特撮映画に絞って感慨のひとつも書き残しておきます。

ハリウッド版に反発するような流れで再スタートした東宝のゴジラ映画ですが、
2004年の『ゴジラFINAL WARS』でいったん終了。
この映画、ゴジラ50周年記念作品と銘打って、シリーズ中最長の上映時間を誇りますが、中身はポンコツ。
好き嫌いで判定すれば、あれでも好きだとおっしゃる方はいるのでしょうけれど、
映画の出来不出来を考えればシナリオ・演出ともにぶっ壊れていることは認めなきゃならないんじゃないでしょうか。

なんでこんなことになってしまったんでしょうねぇ。

怪獣(らしきもの)がたくさん登場して爆発だの光線だのが乱れ飛べばそれでいいってことなのか。

納得できねーなー。

なぜどうして、という論議は公開当時にさんざんやりましたのでここでは割愛。
http://www.geocities.jp/k_ghidorah/GFW/GFWindex.html

その後、怪獣系の作品としてはウルトラシリーズが細々と続いていますが、
あのシリーズは怪獣物ではなくなってしまいました。
ウルトラマンたちは完全に人間化してしまい、ウルトラマン同士の闘争が主軸となり、ウルトラマン・怪獣(宇宙人)・人間の三点で綾なすドラマではなくなっています。
これがおもしろくないんだなぁ。

巨大で強力なアウトローたる「怪獣」が小気味よく暴れる映画が見たいものです。

秋刀魚の味

ブログ記事が枯れているので、映像作品掲示板には書かないタイプの映画の話。

先月BSプレミアムで放送した『秋刀魚の味』(1962松竹)を見ました。
言わずと知れた小津安二郎の遺作でありますな。

これまでに何度か見ている作品ではあるけれど、ハイビジョンで見るのは初めて。
(ちなみに映画館では見たことがありません)
いやー、すばらしい。

初めて見たのは25年ぐらい前なのかなぁ。
それまでに見ていた小津映画は『晩春』と『東京物語』のみで、当時はどちらもピンと来なかったことを覚えています。
だもんで、『秋刀魚の味』もさほど期待せずに見たのでありましたが、なぜかこの作品にはピンと来た!
あのときは、初老三人組の友情関係に惹きつけられたんだっけなぁ。
なんてのは昔々の話。

今回、高画質(ま、原版保存があまりよろしくなくて、レストアしてもフィルム粒子がざらざらでしたが・・)で見直して、やっぱり大傑作だと感じました。

ストーリー面では戦前と戦後を見渡して、日本人・日本社会を描いたものであり、しかし、そんな大枠はあまり強調せず、家族の話として成立させている節度が名作たるゆえんでありましょう。
そこに加えて、ハイビジョン版で見えてきたのは、大変に色彩豊かな映画であるということ。
衣装小道具の配色が現実の再現というレベルを超えて色とりどり。

何気なく棚にのせてある段ボール箱もカラー印刷されているものを使っていたり、笠智衆の文机にいつも置いてあるアリナミンの小箱がワンポイントの赤色を印象づけたり。
(配色の問題だけでなく、この映画では実在する商品がたくさん出てくる)

小津映画の特徴である、整理されない会話(セリフっぽくないのであーる)でワンシーンが長引いているようなときでも、画面に映し出される色彩の奔流を見ているだけでキモチがいいのです。
これは従来見てきた、解像度の低い、くすんだ色合いの放送では感じられなかったものでした。

画質は大事だなぁ・・。

そんなハイビジョンに支えられて、今回の鑑賞では東野英治郎演じる元教師の悲哀に泣けて泣けて・・。
杉村春子がまたいいんだ、これが。
それから加東大介と笠智衆のやりとりも戦前派が戦後感じたであろうことを集約していて胸に刺さります。

なんて書いていると、小津映画を知らない人にはくそまじめな映画なんだろうなという印象を与えてしまうので、まずいまずい。
しっかりした内容があるのはもちろんですが、観客をにやりとさせるユーモアセンスも光りますぜ。
冒頭の野球を見に行くの行かないのの件は映像で観客に一杯食わす遊びだし、劇中のおっさんたちの騙し合いには観客も一緒にだまされる効果があって、なかなかお茶目。

『秋刀魚の味』、良い映画です。

テーマ : TVで見た映画
ジャンル : 映画

保守投稿

ホントもう大変なんすから。
あれやこれやと出来事が多すぎてブログなんか書いてられないっつーの。

と、ふざけた口調で文章を書くような事態ではないのだけれど、
公の場で書くような話ではないので書かないよ。
(なんでもかんでもwebで書いちゃうタイプではない)

それならなんでこんな記事を書いているかというと、一ヶ月以上更新がないとトップ記事に広告が表示されてしまうからなのであった。
さすがにページを開いてすぐ広告が出ているのはだらしないので、メンテナンスのつもりで中身のないことを書いているのです。

近況といえば、ひたすら映画を見ています、ということぐらい。
それも、BSやCSの要チェック映画を見るので手一杯で、長いこと映画館へ行っていないのだから、新作にはついて行ってません。

あ、ひとこと書いておこう。
近年話題になった『悪人』。
BS放送で見たけれど、ダメですな。
言いたいことは柄本明のセリフに集約されていたようだけど、それをストーリーが語っていたとは言いがたい。
そりゃ悪にもいろいろあるでしょうが、あの映画の登場人物で一番悪いことをやったのは、やっぱり人を殺した男でしょうに。
それをまるで同情すべき人物みたいに感情誘導する作劇に作り手の倫理観の甘さを感じてしまいましたとさ。

真っ暗になっちゃった


妖星ゴラスまで見終わりました。本多演出の見事さは複数の作品を続けて見ると良くわかりますな。

本多猪四郎生誕100年



調布市のイベントに来ています。開演1時間半前に着いてしまって、さあどうしよう。
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