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映像作品掲示板過去ログ100505_110226

2353 Reply 「キャプテンウルトラ」他ここ最近になって観た黒澤映画 ルー等級つつ大臣 2010/05/05 13:57

最近になってネットレンタルで観れた(例外含む)作品をば簡単に感想を書くざます。

「キャプテンウルトラ」(の後半)
前半の4話くらいはビデオでも観ていたのでともかく後半の怪獣軍団エピソードに関してはそれまでビデオも出ていなかったし未見だったので再放送以降実に35年ぶりに観たざます!
(確か1976年頃の再放送だったから30年か?)
懐かしい!と思うのもさることながら思った以上に特撮シーンや演出も良く出来ていて感動を新たにしたざます!
(とはいってもメタリノームが怪獣軍団を輸送する宇宙船の出来やそこの特撮がお粗末だったけれども・・・というかその出来に爆笑・・・。)
なかでもこれと同時に収録されていたラジゴン星人のエピソードが結構不気味な演出だったのにびっくりしたのと最終回は今回初めて観たのですが敵のキャラクター一切無しでのヒーロー物って恐らくこれが唯一なのでは?と思うのと同時に「宇宙への希望と可能性」というテーマを通した「ちゃぷてんうるとら」らしい大団円だったと思うざます。
(途中「?」なところはあったが)

2、「羅生門」
これに関しては何度か観たざますけれどそんなに難解な話ではないざますよね

要するに「森の中で殺人事件が起きて容疑者が3人上がってきました。で、その3人とも意見が違っていて真相が掴めず藪の中」って話ですがそれでも冒頭のシーンではあばら屋となってしまった羅生門のシーンというところで戦乱が起こり人間が信じられなくなったってのは判ります。
で、以降のシーンに繋がる編集や構成が素晴らしい!
その後でその容疑者たちの証言が始まりそれを見ていたそま売りが余りの証言の曖昧さ且つ自己中心とも取れる言動で人間不信の真意を見てしまった・・・って思いますが。
ただ疑問に思ったのはそんな人間不信に悩んでいたそま売りがラスト近くで赤ちゃんを見つけて自分で育てると言って不信から信頼へのオチとなりますが
そのターニングポイントとなった赤ちゃんがかなり唐突に登場した事。
ここだけ何の伏線も無いだけにとって付けたような印象が残ったのは否めないところ・・。
(そうはいっても素晴らしいとは思う)

3、「一番美しく」
今回になって初めて観たけれども黒澤監督も一応は国威発揚映画を撮っていたんですね・・・。
(表面的には工場勤務の女学生の話だから今でもありそうですが)
ただ黒澤監督がわざわざ撮る作品では無いと不覚にも思ってしまいました。
だって誰が撮っても同じなんだもの・・・・。
というか黒澤監督の弱点である「女性の演出が下手」というのが露呈した作品でしたね。
そうはいっても黒澤作品のテーマの一つである「主人公が苦境に見舞われるが最後には勝つ」というのは押さえていたのですが。
ただそれでも今の目で見ると辛いものが・・・。
「七人の侍」や「姿三四郎」のようなダイナミックな演出も無いし「野良犬」や「天国と地獄」のようなサスペンス描写も無し、果ては「素晴らしき日曜日」のような日常生活を描写しつつ実験精神の演出もなくホントに女学生の生活だけなんだから・・・。
(とはいっても途中で女学生がリタイヤしていく展開はドラマチックに溢れてて黒澤作品らしいのですが)

4、「醜聞」
こちらも今回初めての作品。
冒頭のオートバイの後輪のアップで始まり主人公青江画伯がスキャンダルの渦中に巻き込まれてしまうということで物語は始まりますがやはりマスコミの捏造ってのはもう既にあったざますねえ・・・。
ただこの作品もこの捏造を批判していたのに途中から志村氏の演ずる弁護士の話にシフトしてしまい何だか中途半端ざますねえ・・・。
で、結局は主役は三船氏の青江画伯を指すのではなく弁護士のほうだったのでは?と。
で、タイトルは「醜聞」ではなく「ある弁護士とマスコミの捏造」だったのでは?と思ったざます。
(構成が入れ替わってしまってるためだけどただ後半の裁判シーンでようやく
青江vsマスコミというこの作品本来のテーマに戻っているためいささか回り道をした印象は否めなかったざます・・・。)

2356 Reply Re:「キャプテンウルトラ」他ここ最近になって観た黒澤映画 殿様ギドラ Mail 2010/05/11 17:44

いろいろご覧になってますね。
「キャプテンウルトラ」のラジゴン星人は印象が強いです。
各家庭のお茶の間で分身したラジゴンとキャプテンが組んずほぐれつには仰天しました。(10年近く前の再放送にて)

『羅生門』を難解だと思う人は、事実は一つだと思いこみすぎているからじゃないでしょうか。
いや、まあ、映画という表現形式は基本的にカメラという客観視点を使うものなので、同じ事件が違う様相で描かれるとなると、混乱するんでしょうか。
ほんとはどうだったのさ、と。

『一番美しく』
黒澤明を誉め殺しちゃうような人は、この映画を戦時中にあって軍隊を出さずに国策映画を作って抵抗した、なんて評価してるみたいですが、
どーなんでしょうか。
山本嘉次郎監督の戦争「スペクタクル」映画は表面的には戦意昂揚っぽさばりばりですが、その演出を噛みしめると、実は好戦的ではなく、現実に起こっていることを抑えたトーンで提示しているだけです。
(細かい点で思うことはいろいろありますが今回は割愛)
それに対して『一番美しく』は戦闘シーンはなくとも当時の美徳、滅私奉公をものの見事に描いていて、国民の戦争協力意識を高めるのにはずいぶんと効果的だったんじゃないかと思います。
もちろん、黒澤明監督が検閲の問題から軍部に対する反発心を抱えていたことはしょっちゅうおっしゃっているわけで、ストレートに戦争協力しようと思ったわけではないと推察できます。
私の解釈は、当時の黒澤明はまだまだ師匠ほどの老獪さを身につけていなかったんだろうな、という感じざんす。

『醜聞スキャンダル』
たしかに、なんつーか、いまいちの映画ですね。
取り扱った題材には普遍性があって大変結構なんざんすが、どうも松竹と黒澤明は相性が悪い?

2359 Reply Re:「キャプテンウルトラ」他ここ最近になって観た黒澤映画 ルー等級つつ大臣 2010/05/12 00:35

> いろいろご覧になってますね。
> 「キャプテンウルトラ」のラジゴン星人は印象が強いです。
> 各家庭のお茶の間で分身したラジゴンとキャプテンが組んずほぐれつには仰天しました。
確かにミーもそのシーンは驚きますた。
何せキャプテンが電波媒介で分裂しラジゴンと戦うんざますからもう驚くしかないざます!
(しかもその後で元通りに「復元(!?)」してしまうんですから)
でも考えたらこれって分身の術の応用みたいなものざますねえ・・・。
ただ電波媒介で分身するのは斬新ですが。






> 『羅生門』を難解だと思う人は、事実は一つだと思いこみすぎているからじゃないでしょうか。
> いや、まあ、映画という表現形式は基本的にカメラという客観視点を使うものなので、同じ事件が違う様相で描かれるとなると、混乱するんでしょうか。
> ほんとはどうだったのさ、と。

あの作品の場合だと単純に「結局、誰が犯人だったのか!?」ってのが難解の理由だったようざますね・・・。
で、しかもこの作品は興行的に失敗とか書かれてますけど実際はロングランした「ヒット作品」だったそうだし難解というよりは不評だったんでしょうね・・・。






>
> 『一番美しく』
> 黒澤明を誉め殺しちゃうような人は、この映画を戦時中にあって軍隊を出さずに国策映画を作って抵抗した、なんて評価してるみたいですが、
> どーなんでしょうか。
ただそれでも一応は国威発揚映画ですから前作(つまり「姿三四郎」ね)のような作品ならまだしも本作品を作ったんですから実際は反戦思想は無いに等しいと思います。
(敗戦の時に切腹するまで言ってたそうですから。)

> 山本嘉次郎監督の戦争「スペクタクル」映画は表面的には戦意昂揚っぽさばりばりですが、その演出を噛みしめると、実は好戦的ではなく、現実に起こっていることを抑えたトーンで提示しているだけです。
>確かにそれは言えると思います。
「ハワイ・マレー沖海戦」も実際に作品を観ると冷静に戦争を見ているという趣ですし戦意高揚という観点から見るといささか弱いざますねえ・・・。
(というか山本監督がそれほど好戦的に見えないですね・・・。昭和15年に「孫悟空」が作られてますから・・・)



> それに対して『一番美しく』は戦闘シーンはなくとも当時の美徳、滅私奉公をものの見事に描いていて、国民の戦争協力意識を高めるのにはずいぶんと効果的だったんじゃないかと思います。

今見て確かにそれを感じますね。
同時に戦意高揚を高めるには逆に(というか皮肉に)こういった方法が国民に訴える力が強いと思えたざます。

> もちろん、黒澤明監督が検閲の問題から軍部に対する反発心を抱えていたことはしょっちゅうおっしゃっているわけで

意外とそれは後になって出てきたのでは?と思いますよ。
「トラ・トラ・トラ」でも元海軍の関係者を招いて演出なさってますし
実際、戦場に出ていない自分を責めてる部分もありますから。
(免れて「姿三四郎」を演出なさってるし。厭戦という意味では本多監督ほど
黒澤監督は反戦の意思は持っていない。)


>
> 『醜聞スキャンダル』
> たしかに、なんつーか、いまいちの映画ですね。
> 取り扱った題材には普遍性があって大変結構なんざんすが、どうも松竹と黒澤明は相性が悪い?


これもまあ確かに「白痴」でもフィルムを短縮しろとの言い分にも「縦に切れ!!」って言ってるから相性は良くないざますねえ・・・。
ただこの「醜聞」はスキャンダルと捏造をネタにした作品の割には途中で弁護士のほうに焦点が当たってしまってるから中途半端な印象になってしまったのでは?とも思っていますが・・・。
登場人物を丁寧に描くって事が裏目に出た例ざますねえ・・・。
本当は青江画伯を中心にしなければならないのに途中から蛭田弁護士のほうに視点が移ってるから微妙な作品ざますねえ・・・。


2360 Reply Re:「キャプテンウルトラ」他ここ最近になって観た黒澤映画 殿様ギドラ Mail 2010/05/14 17:47

>
> > もちろん、黒澤明監督が検閲の問題から軍部に対する反発心を抱えていたことはしょっちゅうおっしゃっているわけで
>
> 意外とそれは後になって出てきたのでは?と思いますよ。
> 「トラ・トラ・トラ」でも元海軍の関係者を招いて演出なさってますし
> 実際、戦場に出ていない自分を責めてる部分もありますから。
> (免れて「姿三四郎」を演出なさってるし。厭戦という意味では本多監督ほど
> 黒澤監督は反戦の意思は持っていない。)

黒澤明と戦争、および軍国日本の関係には判然としないところがありますね。
山本嘉次郎監督だとその作品内容(もちろん戦前戦中の)からかなり戦争をシニカルに捉えていたんだろうな、とわかるんですが・・。

ただまあ、黒澤監督が一時的にせよ左翼活動に身を投じていたことや、映画が国家の統制を受けて自由な作品作りが出来なくなったこと、そのための検閲官との戦いなどなどを考えると、戦時中でも無条件に国策に従ったとは思えないのです。(というより、当時の軍人に対する不信感があった?)
戦時中に本気で戦場へ出たかったのなら志願すればよかったわけで、それでも戦争へ行かなかった。
死にたくない、という思いは当然ですが・・。

一億玉砕の詔勅が出たら従うつもりだったそうですから、反戦なんて気持ちはなかったのは確かではあります。

2361 Reply Re:「キャプテンウルトラ」他ここ最近になって観た黒澤映画 ルー等級つつ大臣 2010/05/16 18:06


> ただまあ、黒澤監督が一時的にせよ左翼活動に身を投じていたことや、映画が国家の統制を受けて自由な作品作りが出来なくなったこと、そのための検閲官との戦いなどなどを考えると、戦時中でも無条件に国策に従ったとは思えないのです。(というより、当時の軍人に対する不信感があった?)

確かにデビュー作品の「姿三四郎」の以前に映像企画された作品が没にされてしまった経緯もありますから不信感があったのは間違いなくあったでしょう。
反戦思想も無い割に兵役に出なかったのもあるし・・・。
(というか映画が撮れないって不満もあったのか志願しなかったのか?)
で、この「一番美しく」では国威発揚映画を演出したわけですが直接軍人を描かれなかったのが当時の風習の抵抗というか軍部への反発だったと思います。
ドキュメンタリー方式の演出だからそれほど戦意高揚の嫌味は感じられないし
当時の日本人にとっては清々しい感じと受け止められたと思うし。
(確かに国威発揚の思想があるのですが今見るとそれほど鼻につくほどではない。)
思えばどちらかといえば後年の「醜聞」や「白痴」、「素晴らしき日曜日」の系譜の黒澤作品だったと思います。

2358 Reply vsビオランテ原案について 殿様ギドラ Mail 2010/05/11 18:20

「ゴジラ東宝特撮未発表資料アーカイヴ」を読み進めながらのコメントも「vsビオランテ」絡みの話をせねばなりません。

読むのも苦痛だったけれど、それについて書くのも苦痛ですわ。
なので、なかなか書けずに日にちが過ぎてしまったのでした。

まず『ゴジラvsビオランテ』の世評について、別冊映画秘宝「東宝特撮総進撃」において中沢健氏は公開当時のマニア向け書籍では酷評されていたと述懐していますが、
私の実感とはちょっと違います。
氏がカッコ内に書いた“というかVSシリーズ全体が”という感想のほうが実態に近かったはずです。
つまり、「vsビオランテ」は当時のマニアには大いに気に入られたけれど、その後のVSシリーズは酷評されたのではなかったか?
もうちょい付け足せば、私がネットで発言し始めた1998年当時でもゴジラファンの多くは「vsビオランテ」がお気に入りであったと記憶しています。

中沢氏が当時小学2年で、私は『6000円の男』を撮り終えた27歳でありますから、世代の違い、受け止め方の違いは大きいことでしょうし、
「vsビオランテ」がおもしろかった中沢氏にとってvsシリーズに対する否定的な論評は「vsビオランテ」をも否定するものと映ったのではないかと推察するのです。

なぜそんなことをわざわざ書いたかと申しますと、現在は中沢健氏よりもさらに若い特撮ファンが育ってきていて、「vsビオランテ」は生まれる前の映画だという人も珍しくないでしょう。
そんな時代に書籍において「vsビオランテ」は公開当時からマニア受けが悪かったなどと書かれると、それがゴジラ映画史になってしまう恐れがあるからです。
公開当時に私が直接話したマニア、あるいはゴジラファンである某ミュージシャンの「vsビオランテ」評はかなりの好評でした。
vsシリーズが貶されはじめるのはその後のこと、それも平成ガメラと呼ばれる偽ガメラシリーズが始まってから激しくなることです。

さて、公開当時の私自身の『ゴジラvsビオランテ』評は、アイディアや構成はすごくおもしろく出来ているけれど、肝心の怪獣に全く魅力がない、とくにゴジラ像がひどい、というものでした。
(これは平成ガメラへの評価とほぼ同じである)

1989年当時、ゴジラシリーズのビデオソフトはリリースされていたもののまだまだ高価であり、レンタル店にもすべて揃っているわけではありませんでした。
ゴジラファンとはいえど、ゴジラ映画を浴びるほど繰り返し見ることの出来た人は非常に少なかったのではないかと思われます。
そんな中、幸運なことに私は1982年に千葉市に移転してから、浅草東宝と池袋東宝の特別オールナイトで月に2回は一夜に5本ずつ東宝特撮映画を見ていました。
89年暮れまでだと約7年間になりますね。
その7年間にゴジラ映画の面白さとはなんだと考えていたわけです。

「vsビオランテ」に登場したゴジラは、まるでゴジラではなかった。
『ゴジラ』(84)はつまらない映画だったけれど、ゴジラ像はまだましだった。(顔はビオゴジよりブサイクだけど)

なぜそんなことになってしまったのか。

いままでは、ゴジラにはこだわりのないスタッフ(大森一樹・川北絋一)が中心になって作ったからなのだろうと思っていました。
ところが「未発表資料アーカイヴ」に収録された木暮瞬(小林晋一郎)氏の原案に書かれているゴジラのキャラクター条件を読んで我が目を疑いました。
小林晋一郎氏といえば、その後怪獣関係の書籍も出版するほどの怪獣マニアであり、世代的にも私なんかより年上の怪獣直撃世代のはず。
しかし、1985年に応募した「vsビオランテ」原案にはゴジラは「凶暴、残虐な獣性の復活」が必要と書いている。
その発想が元になって「vsビオランテ」の無機質ゴジラが生まれたのか。

わかりません。

第一作目から84までのどのゴジラを見て、凶暴で残虐だと思ったのか。
この傾向は私より少し上の世代に強いようです。
ゴジラはサディストである、などと得意げに自説をひけらかしていた映画監督も小林氏と同世代でした。

小林晋一郎氏が1985年までにどんなゴジラ体験をしていたのか。
何度も作品自体に触れてゴジラのことを考えていたのか。
あるいは、記憶の中のゴジラをあれこれひねり回していたのか・・・。

怖いゴジラの代表みたいに言われている初代ゴジラでも、めったやたらに暴れているわけではありませんし、残虐行為などどのシーンに見いだせるのでしょうか。
人間が悲惨な死に方をしているからと言って、それをゴジラが意図している訳ではありますまい。

ゴジラが凶暴で残虐でなければならないと思う人に説明してほしいです。
なぜそんなゴジラ観を持つのか?

不幸なことに、そんな「vsビオランテ」がスタート地点になってしまったvsシリーズからゴジラを知った若い世代には、もともとのゴジラが持っていた動物的暖かさを否定する向きが強い。
(初代ゴジラ限定で考えても、八幡山で転んだ恵美子をのぞき込むところや時計台の鐘の音に驚く様子に、不死身で巨大であっても我々と変わらぬ動物であることを感じませんか?)

『ゴジラvsビオランテ』は原案の段階ですでに大きくゴジラ像をねじ曲げていたのだなぁ。

さらに東宝の求めに応じて書かれたという第二稿を読むと、完成作に取り入れられた要素がかなり揃っているものの、スペクタクル映画を志向せずヒロインとビオランテの繋がりが中心で、枝葉のように国際陰謀やゴジラが絡むものになっています。
いやはや「ガメラ3」にそっくり。
(雰囲気だけでなく、非常に似たシーンもある)
これを映画スタッフがどうにかこうにかスペクタクル映画の方向へ持っていったのが『ゴジラvsビオランテ』だったのか。

そして、『ゴジラvsビオランテ』の影響下に作られたのが平成ガメラシリーズであるという以前から感じていた仮説に確信が強まりました。
平成ガメラが好きという方には「vsビオランテ」も好きという人が多くないですか?

怪獣の存在理由や生態を機械的に解析してみせる方向、そして怪獣に対抗する存在として軍隊(自衛隊)が大きな役割を果たすことなどが共通項として挙げられるでしょう。
そんな方向の映画を否定はしません。(『宇宙大怪獣ドゴラ』はまさしくそっち方向。しかし、怪獣退治だけに終始してはいないところがナイスざんすが)
けれども、少なくとも本多・円谷コンビのゴジラ映画はその手法をとらなかった。
なぜか。
怪獣のスター性を守るための深慮遠謀があったのではないかということと、「科学の解説が何が驚異だ」という腹の括り方をしていたからでありましょう。


「vsビオランテ」についてあれこれ書くのはキツイけれど、下手すると今後のゴジラ映画が「vsビオランテ」方向へ行きそうな予感もあるので、それはまずいんじゃないのという意見も出しておかないといけません。
最後に、東宝SF特撮映画シリーズVol.7「ゴジラvsモスラ」(東宝出版)をお持ちの方は70ページからの大森一樹インタビューを読み直してみてください。
「vsビオランテ」のころは関沢脚本をダメだと思っていたけれど、実際に怪獣映画を作ってみたら関沢新一の偉大さが判ったとおっしゃっています。
そういうことです。

(同誌に本多猪四郎監督のインタビューも掲載されていて、一作目の『ゴジラ』を作った時の心構えを述べられているのですが・・。原爆の凶悪凶暴な象徴として描かれなければならない、とのこと。ホラ見ろ、殿様ギドラの主張とは違うじゃないかとお考えの向きもあるやもしれませんね。
いえいえ、違わないのです。本多監督の演出意図がそこにあったからこそ、ゴジラ上陸に恐怖が生まれました。同時にゴジラという生物にリアリティを与えようとした円谷演出があったからこそ、怪獣ゴジラは不愉快な存在ではなく、観客の感情移入を誘う者になっているのだと主張しております)

2362 Reply Re:vsビオランテ原案について ルー等級つつ大臣 2010/05/16 19:14

「ビオランテ」ですが意外にも私、新作ゴジラを劇場で見たのはこれが最初でしてその時の批評も決して芳しいもので無かったって事は無かったですよ。
(84は劇場へは見逃したのでテレビ放映で初めて見たのです・・・・。
何か引っかかるものを感じたので・・・)
公開当時の「宇宙船」でも好評でしたしどちらかというと平成(偽)ガメラが出だしてでも平成川北ゴジラは不評って事は特に無かったざます。
(少なくとも「宇宙船」の投稿欄では意外にもそのような発言がなされたのは
「スペースゴジラ」からで前作である「メカゴジラ」に関しても概ね好評ざました。ただ平成ガメラに関しては「1」から不満は多かったしそれ以降だといずれも微妙なものが多かったですから。ただ不評云々という観点からすればそれは当時の批評家で「キングギドラ」での市川森一氏のバッシングからで?)
私もこの中沢氏の文章を見て「あれ?」って思いましたよ。
「84ゴジラ」の不満を払拭するかのように「ビオランテ」は好評でしたから。
中沢氏の思い込みだと思います。

さて「ビオランテ」原案ですがこちらは既に「宇宙船」で掲載されていたものを読んでいたのでさして驚かなかったのですが少女とビオランテの関わり合いがして何となく閉塞的かつ素人のマスターベーションとしか思えなかったのですが確かにこの原案だと「ビオランテ」でのゴジラが凄く微妙な位置にあるのも妙に納得しましたしギドラ氏の仰る通りこれではゴジラのキャラクターが
最大限活かされる訳がないですよ・・・。
第一、ゴジラの設定で凶暴さを前面に出すとかはどこか第1作を曲解したとしか言えないですよ。
仮にそんな性格がゴジラにあったとしてもそれはゴジラの「怒り」であり
生物として持っている感情の一つに過ぎないのですから「凶悪ゴジラ」の設定がゴジラが本来持っている性格をかなり縛ってしまったのは確かです。
(尤も大森監督はこれに疑問を呈し格好いいゴジラを目指したというのは正解だと思います。ただ実際の作品では「・・・」だったが)
この傾向は「84」から既に始まっており「核の被害者」であるゴジラを原点に戻すつもりで「84」を作ったそうですが「核エネルギーを吸収する生物」に改変したら拙いでしょう・・・。
田中プロデューサーは「反核映画」に戻すとかいいながらも台無しにしてしまった訳です。

さて、私はゴジラを田中氏が原案しそれを香山滋氏が具体的ストーリーにし
それを本多、円谷両監督が映像化したと解釈してますので生みの親は確かに田中氏だと思います。
ですがゴジラをここまで成長させたのは間違いなく本多、円谷監督の尽力ではないでしょうか。
(田中氏の原案が「核の権化としてのゴジラ」だと思いますしゴジラを原点に戻すそもそものきっかけは本多円谷監督作品の途中で対戦怪獣ものになってしまい田中氏のコンセプトから外れてしまったために「メカゴジラの逆襲」以降10年間に亘って製作せず原点に戻す際に田中氏本来のゴジラのコンセプトを復活させたかったのでしょう・・・。
ですが本多円谷両監督はそのコンセプトでは長期シリーズ化はもたないと内心思ったのでしょう。
昭和のオリジナルシリーズが15作品であるのに対し平成vsシリーズが7作品、ミレニアムシリーズが6作品しかないので本多、円谷監督作品でのゴジラが正解だった証である。自由を失ったキャラクターでは人気継続に限界があると円谷、本多監督はにらんでますと思います。)


そもそも本来のゴジラは破壊的性格のキャラクターで無いのは既に第1作からでも明らか(反核テーマというのはあくまであの第1作の映画のテーマであってゴジラのキャラクター性ではない!)ですし都市破壊シーンが目玉ってのは既に「逆襲」からありませんよ。
(以降の作品で意識的に破壊活動はしておらずどちらかというと巻き込まれ型という方法を採っていた。ゴジラを破壊マシーンとして据えていなくて生物として考えれば当然だと思う。)

2363 Reply Re:vsビオランテ原案について 殿様ギドラ Mail 2010/05/20 16:35


田中友幸氏が怪獣たちをどのように捉えていたのか、そのヒントはインタビュー記事で「怪獣の設定は柔軟に考えるべき」(東宝SF特撮映画シリーズゴジラvsモスラ)と発言なさっているあたりにありそうです。
どうも、ストーリー作りをする人の発想とは違うんじゃないかと感じます。

怪獣たちを劇中世界で生きる実在として考えているなら、そうころころと中身を変えることなんか出来ないんじゃないでしょうか?
(作り手が変わったために改変されてしまうのはあり得ることだけれど、同じ作り手が自らの創造物を改変するとしたら、別キャラクターとして扱うのでは?)

84ゴジラは、当時のゴジラ論(第一作のみが傑作で、ゴジラは反核でなければならないというゴジラ評価)に迎合し、そして、もうひとつの大ヒット作『日本沈没』のノリをゴジラ映画に合体させようとした、なんとも安易な発想だったと思われてなりません。
そして、あの『ゴジラ』(84)こそ田中ゴジラの実現だったんでしょうね。

その後、川北ゴジラになっちゃうわけですが・・・。

あ、ビオランテ原案、「宇宙船」にも掲載されてましたっけ・・。
おそらくその号は持っているはずだけど、当時のことだから、読まずにスルーしたと思われます。
だって、ホントに「vsビオランテ」って嫌いな映画だったんですよ。
いまはもう少し冷静になりましたけど。

2365 Reply Re:vsビオランテ原案について ルー等級つつ大臣 2010/05/21 19:07

>
> 田中友幸氏が怪獣たちをどのように捉えていたのか、そのヒントはインタビュー記事で「怪獣の設定は柔軟に考えるべき」(東宝SF特撮映画シリーズゴジラvsモスラ)と発言なさっているあたりにありそうです。
> どうも、ストーリー作りをする人の発想とは違うんじゃないかと感じます。

その傾向は70年の大阪万博の経験からありそうです。
田中文雄氏がどこかで書いていたと思うのですがこれを機会に田中氏は変わったと。
(つまりそれまで自分が製作した展開を嫌って新しいのはないのか?と。
「柔軟に考えるべき」というのはそれまでの設定を踏襲していたら今までの作品と同じになるんじゃないかという懸念からだとは思うのですがそれは必ずしも正しくないというのは明らか)







> 怪獣たちを劇中世界で生きる実在として考えているなら、そうころころと中身を変えることなんか出来ないんじゃないでしょうか?
> (作り手が変わったために改変されてしまうのはあり得ることだけれど、同じ作り手が自らの創造物を改変するとしたら、別キャラクターとして扱うのでは?)

本来は全くその通りですが敢えて田中氏は変えてしまった・・・。
で、結果的には収拾がつかなくなってしまったという悪循環が芽生えてしまったというわけです。
ただ製作サイドとしては別キャラクターでいきたいと思っていてもリスクが大きいのでネームバリューの大きなゴジラを使ったということなんでしょう。
ホントの話安易ですがリスクを避けるにはこうするしかなかったのでしょうね・・・。

(「ドゴラ」が大入りヒットしていたら皮肉にもこうはならなかったのかも知れないが・・・。
というか怪獣映画の可能性を広げようとして製作された「ドゴラ」が惨敗に近い結果になってしまったのでリスクの大きなのは避けようとした結果か?)

それが以降のゴジラ映画に繋がりそれのみならず84年のゴジラ復活に際しキャラクター設定を改変しようとした理由なんでしょうね。

(昭和時代のオリジナルシリーズはまだ継続という形でかろうじて残っているが84年の新作の際に田中氏が重い腰をなかなか上げず当時最大のヒット作品である「日本沈没」を組み合わせてようやく軌道に乗せたといったほうがいいのかもしれません。
で、現在ゴジラが復活しないのは興行的に失敗の確立が高いというもので
仮に今だとオリジナルの設定を復活させストーリーの充実を図ってもミレニアムシリーズの二の舞になってしまうでしょう・・・。
第1、ゴジラを知らない世代ってのが多くなってきてるので・・・。
でもこれはオリジナルのゴジラをきちんと(ゴジラを知らない人が皆無なアメリカみたいに)定着させてない東宝の責任であるので製作サイドにとっては
頭の痛い問題ではあるのです。)

いささか突き放した意見ではありますが田中氏が改変を行った意図というのは
このような事が発端となっているのかも知れません・・・。
(現に84年の復活にしても「何を今更・・・」ってのが多かったし・・・。
84年にかなりの特番があったと思いますが意外にもゴジラ復活を望んでなかったのでは?と当時思ったりしました。)


閑話休題。
実は私も「ビオランテ」は当時嫌いだったりします・・・。
これを劇場で観た後に「ゴジラの逆襲」のビデオを借りてみて正直、「逆襲」のほうが面白かったと思ったし印象的でありました。
で、今はといえば冷静になって観てこれはこれで楽しめた作品ではあったけれども・・・。
原案に関してはスルーはしなかったけれど当時これを読んで面白かったばかりか退屈で満田監督の連載のほうが印象に残りましたねえ・・・。

小林氏が怪獣マニアの先輩ってのは判るんですが共感出来ない部分もあるし・・・。
(新作にモスラを出す際にオリジナルのデザインを踏襲して意味がないではないかという旨があり個人的には嫌悪をこの時になって感じた。
改変改悪の類って何も田中氏「だけ」ではなかったのですね・・・。)


2366 Reply Re:vsビオランテ原案について 殿様ギドラ Mail 2010/05/24 17:27


ゴジラに限らず、人気キャラクターを再利用しようとするとき大抵はなんだかんだと理屈を付けてオリジナル版とは違うものにすることが多いですね。

でもそれは基本的なところで考え違いをしている。

現代には通用しなくなった昔の人気キャラなどリメイクする必要はないのであーる。
もしそれを敢えて行うとしたら、ネームバリューだけを利用しようとする卑怯な考えであーる。

では、ゴジラは。
現代にも通用する魅力的なキャラクターでしょう。
なんにも変える必要はないというのが私の考え。

大自然の未知の部分を体現する生命力と大きな体。
科学万能の時代だと勘違いしている人々に人知を越える存在(現象)を見せつけるのは21世紀にも必要なことですよ。
その性格だって、野生動物そのまんまで何が悪いんでしょうね。
なんで人類の敵、という観念性を持ち込む必要があるのか?(ミレニアムシリーズでのゴジラはそれが基本線になっている)

ゴジラのブランド力が落ちたのは、いじりすぎて迷走したからじゃないでしょうか?
ゴジラという名称が何を指すのかが不明瞭になってしまった。
それに加えて、1984年以降シナリオ力の劣る作品がつづいてしまった。

怪獣さえ見ていれば喜ぶ人だけを相手に商売するには特撮映画は金がかかりすぎるわけで、怪獣マニア以外のお客も巻き込まないと成立しないジャンルのはず。
そして劇映画でありながらシナリオをおろそかにしていては良い作品になるわけがない。
面白くない映画はヒットしません。(宣伝戦略でヒットする例はあるけれど、面白いほうがいいでしょ)

> 仮に今だとオリジナルの設定を復活させストーリーの充実を図ってもミレニアムシリーズの二の舞になってしまうでしょう・・・。

多分、つつさんのおっしゃるとおりになるのでしょう。
怪獣オタク的感性で弁護することが出来たとしても、ミレニアムシリーズの出来の悪さは物語作りの基本に関することなので、格別にゴジラにこだわりのない大衆を惹きつけることは無理なのです。
実際に見た人、あるいは噂を聞いた人が、ゴジラ映画はつまらないんだね、という先入観を持ってしまったとしても不思議ではありません。

ゴジラはボロボロにされてしまったんだなぁ。

改変問題に話を戻せば、新規のお客さんは昔の作品を知らないんだからキャラクターを改変しても問題なし、という考え方にも穴がある。
新規のお客さんだけに見てもらえばいいんでしょうか?

それからそれから、積極的に改変を歓迎するファンたちの意識はどうなっているのか。
私はそういう考えを持っていないので推測することしか出来ませんが、
おそらく好きなもののバリエーションが欲しいんじゃないでしょうか。
もしゴジラがこうだったら、というような。
それを二次創作という。
個人で楽しむ分にはお好きにすればいい。
しかし、ゴジラシリーズ正篇で二次創作を楽しむとは、一体どういう神経だ?
そうじゃないという改変推進派の方、ご意見求む!

2368 Reply Re:vsビオランテ原案について ルー等級つつ大臣 2010/05/25 21:41

そうなんざます・・・。
先に私が言ったのも余りにもマニア上がりのスタッフがこの所謂「二次創作」という悪しき方法で独りよがりの作品を連続して制作してしまった為に興行的に失敗し且つ「ジャンルムービーでは興行的には難しいだろう」と東宝では判断してしまったためです。
(それぞれの自己満足の範疇に入ってしまいマニア以外の観客が入ってこれなくなったので結局は改変による自滅・・・と解釈しているざますが)

さて改変(改悪)による自己弁明は例の東宝SF特撮映画シリーズの「ゴジラVSモスラ」でデザインワークスを担当した青井氏がこんなことを言ってました。

「幸か不幸か東宝伝統の怪獣映画というふうに見られますよね、ゴジラ映画は。ところがあれは円谷英二と本多猪四郎の2人の映画作家の作品群で他の人がやって同じものに出来たら、逆に問題になるんじゃないか(略)」とあります。
・・・まあ確かにスタッフとしての意見という意味では判るんですがあんたは一体何を考えてるのか!?と思ってしまいました。


あくまでゴジラシリーズの創造者はこのお二人でしょうが!
そんな考えで先駆者のデザインを勝手に改悪しその挙句には興行価値も喪失してしまった事に何で気付かないのか!?と。
(まあ平成川北ゴジラはヒットしこの意見もそのピークに達した時期ですから
言ってしまったのかもしれませんが・・・)

いじり過ぎて迷走してしまったのも当然ざます。
マニアの屁理屈で(作品的には)どうでもいいような事を拡大したり難解にしたり挙句には現代には通用しないと変な解釈で改悪したりとそのブランドを崩壊させてお客からそっぽを向かれたりと・・・。

私個人としてはこういった改悪行為はそのキャラクターが好きといいながら
内心気に喰わなかったから「こうしてしまえ!」と無断でリニューアル(という改悪)をやってるしか思えないのですが・・・。
本当に好きで愛があるなら間違ってもそんな行為には走らないと思います。


旧作(つまり本多、円谷時代のゴジラ)でもやってるではないか!と反論する人もいるようですがあくまでそれをやってもいいのは「そのキャラクターを作った当事者」だけなんです!
(しかしだからといって観客のイメージを壊すような行為はしてはならないのだ。お二人の作品を見ると基本的設定は厳守していた。)

ゴジラというキャラクターは完璧といっても過言でないのにわざわざそれをいじるのはファンに対して敵に回る行為です。
いくら科学が進歩しても人類は自然を克服などしていないし何パーセントのことしか知らないのです。
謎めいたキャラクターでゴジラはいいんじゃないか。
存在理由など尋ねても恐らく「人間は何故この地球に生息するのか?」と質問するのと同じように意味がないんじゃないのか?と思ってしまいました。

もしゴジラがこうだったら、というような。
それを二次創作という。
個人で楽しむ分にはお好きにすればいい。
しかし、ゴジラシリーズ正篇で二次創作を楽しむとは、一体どういう神経だ?

全く。個人で楽しむならばそれもいいでしょうがあくまで個人的にってだけの話で正編でやるのはきちんとシリーズの流れを踏襲しその中で新たな話を持ち掛けなければ全くの別物ですよ。

どーしてもそれをやりたいというのであれば「全く新しい先駆者の作り確立したものでない別物」でやりなさいと。
その上でよく煮詰まった脚本でやれよと。
(近作の脚本がお粗末なのは恐らくディテールの部分から話を想定しているものと思います。もっと基本的な「起承転結」から構築していかないと「面白い」作品にはなりません)



2369 Reply Re:vsビオランテ原案について 殿様ギドラ Mail 2010/05/27 18:42


ルー等級つつ大臣さんと私は基本線が同じなので、まったくもって同じ怒りを共有しています。

> 私個人としてはこういった改悪行為はそのキャラクターが好きといいながら
> 内心気に喰わなかったから「こうしてしまえ!」と無断でリニューアル(という改悪)をやってるしか思えないのですが・・・。
> 本当に好きで愛があるなら間違ってもそんな行為には走らないと思います。

同感です。
そんな輩は「好き」と言っているのもリップサービスの類か、「好き」のレベルが低いのか・・。

青井氏の発言、私も読み直してみました。
先達が作ったキャラクターを引き継ぐことの意味がわかっていないんでしょうね。
「全部新しい怪獣だったら、どんなことでもやれそうな気がする。見てくれないかもしれないけど(笑)。」とおっしゃっているのが笑止ですね。
そんなことはない。
魅力的な怪獣を生み出せれば、観客はついてくる。
しかしそれは簡単なことではないから人気怪獣の映画もつくらにゃならんのだし、
それをやるならキャラクター(個性)は守らねばならないのだ。

さらに
「昔の怪獣映画が持っていたパワーとか、おもしろさというのを、今流に、トータルで与えるものが等質な、今の人が見て、昔の観客が見て喜んだのとおなじように喜べるものをつくらなきゃいけない。」
と至極真っ当なこともおっしゃっているけれど、デザインに関する話の流れで語られた言葉ですから、
怪獣のデザインや設定を変えることでそれが実現できると考えていたというのでしょうか。

昔の怪獣映画が怪獣のデザインや設定をころころ変えて観客を楽しませていたとでも?
(ゴジラの造型もころころ変わるのは良くないと、「モスラ対ゴジラ」のゴジラデザインでしばらく固定しようとしたらしい。キンゴジがあんな形になってしまったのが異例なのだ)

おっとっと、ついつい青井邦夫氏をやり玉に挙げてしまいましたが、もう17年も前の記事ですから氏がいまでも同じ考えというわけではないでしょう。(付言すると同じ記事で西川伸司氏は「(伝統を)いい意味では意識したい」「いいと思う部分をもういっぺん再演していくとか、超えていくとかいう張り合いも。」とおっしゃっているのも印象的)

けれども、vsシリーズのあとで始まったミレニアムシリーズのやり口も基本的にはストーリーの工夫より怪獣改変が中心であったことは確かです。
その発想はvsシリーズと何も変わっていないし、それどころか悪い面をさらに加速させているんじゃないでしょうか?
(ストーリー軽視の頂点が最終作「ふぁいなるナントカ」だしね)

> (近作の脚本がお粗末なのは恐らくディテールの部分から話を想定しているものと思います。もっと基本的な「起承転結」から構築していかないと「面白い」作品にはなりません)

このご意見にも同感です。
ストーリー全体の流れをどう構築するか、ではなくて、こまごましたところの設定を思いついたところで話が出来たと思いこんでいるみたいです。
怪獣映画の場合、怪獣の設定がストーリーを走らせることもありますが、ならば設定に応じた整合性のあるストーリーにしなきゃならないのに、思いつきを詰め込んだだけの脚本ででっち上げてしまうから変なものになってしまう。
(どこがどう変なのかはギドラの巣特撮祭の過去ログを読んでね)

2364 Reply おえんさん 殿様ギドラ Mail 2010/05/20 16:46

ここをご覧の方に日本映画専門チャンネルをチェックしている方、
そして本多猪四郎監督の非特撮映画にも興味のある方がどれだけいるのか判りませんが、
いちおう情報通達です。

今月放送されている『おえんさん』、
初回放送分を録画して見たところ、あれれれれれ、フィルムの繋ぎが間違っておるぞーーと気が付きました。

途中、ストーリー展開に説明不足なところがあるなと思っていたら、
クライマックスの途中で時が戻り、わかりにくかった部分を説明、描写するシーンが突然挿入。
演出から考えて絶対に回想シーンじゃない。
こりゃ、以前チャンネルNECOで『藤十郎の恋』を放送した時にもあった、ロールの繋ぎ間違いだな、と。

で、日本映画専門チャンネル公式サイトで確認したら、局も間違いに気が付いていて、今週末放送分から修正バージョンを放送してくれるとのことです。

すでに録画している方は、5月22日(土曜)以降の放送で録画し直してください。

古い映画はいろいろあるよ。

2367 Reply 銀輪 殿様ギドラ Mail 2010/05/24 17:49

円谷英二関連作品と言うことで、『銀輪』(1955~56)を見てきました。
日本自転車工業会のPR映画であります。

長らく幻の映画と言われていたとのことですが、数年前に発掘されフィルムセンターに寄贈されたそうです。
2005年の上映会には行けなかったのですが、今回デジタル修復を行っての上映だというので、
どうにかこうにかフィルムセンターへ行くことが出来ました。

12分の短編で、自転車の絵本を見ていた少年が自転車の夢を見るというもの。
大変に幻想的な仕上がりになっていて、宙を飛び交う自転車パーツだのホイールリムを拾って歩く少女と女性だのといったイメージ映像がてんこ盛り。

では円谷英二が何をやったのか、作品を見た限りではオプティカルプリンタによる多重合成と操演撮影のアドバイスぐらいかと思われます。
あとは、砂丘に針金の自転車オブジェとポールに円形アンテナ(自転車のホイールをイメージした?)を付けたようなものを並べたミニチュアセットは円谷監督のセンス??

この作品、撮影担当が荒木秀三郎氏であり円谷監督とは義理の兄弟という関係であることから手を貸したということではないかと思いました。

特殊なグラスワークを使った不思議な映像もあるのですが、それは別の方の担当だったそうで・・。

2370 Reply 来月発売ですぞ 殿様ギドラ Mail 2010/05/27 18:56

劇場版鷹の爪3、来月DVD発売。

今回は3バージョン。
通常版は「ムービー3」本編のみ収録。
その上のデラックス版には、メイキングなどのいつもの特典ディスクのほか劇場公開しない「鷹の爪4」がオマケにつく3枚組。
さらにその上を行くラグジュアリー版には吉田君のデビューCDが付くってさ!(ついでにクリスタル博士も)

これは最低でもデラックス版を買わなきゃいけませんよ。
「鷹の爪4」はレンタルには出てこないんじゃないでしょうか?

あたしゃ吉田君のCDも欲しいのでラグジュアリー版を予約してます。

ああしかし、6月18日にギヒルズで行われる「4」上映会には行けそうもないや。
DVDとは別バージョンを上映するんだって。
くやしー。
妻子ありのおっさんは平日夜には動きにくいのであーる。

2371 Reply Re:来月発売ですぞ 兄貴赤 2010/05/30 21:16

あたくしは、デラックス版を予約しやした。
今年はカスペルスキーも鷹の爪バージョン買ったし、貢いでるね~

2372 Reply Re:来月発売ですぞ 殿様ギドラ Mail 2010/06/02 16:52

兄貴赤さん、お買いあげありがとうございま~す。

2374 Reply ところで 殿様ギドラ Mail 2010/06/02 17:41

6月になっちまいましたが、ゾンデ5号さんはお元気でいらっしゃるのかなぁ。
ブログの更新も止まったままで、ちょっと心配。

2375 Reply ヒーローショー 殿様ギドラ Mail 2010/06/02 17:43

井筒和幸監督の新作『ヒーローショー』を見てきました。

お笑いコンビが主演と言うことで『岸和田少年愚連隊』のようなノリを期待すると痛い目に遭います。

劇映画を娯楽として成立させるためのストーリー構成を排除して、
描かれる出来事のあるがままを見せようとする手法を取っており、
映画から何か(笑うとか泣くとか痛快感とか)を与えてもらおうとするような鑑賞態度で臨むとはぐらかされたような気分になるでしょう。

この映画から何かを受け止めるには、鑑賞者が能動的に考えなければなりませんし、簡単に結論が出るような映画でもありません。

私が受け止めたのは、現代日本人の頭のねじが緩んだタイプ総覧とでもいうべきもの。
メインキャストはもちろん、点描として描かれる脇役にも私の倫理観からは「狂った人」のオンパレード。
とはいえ、私自身も他者や社会とどこまでまともに関係しているのか怪しいものだと考えさせられるわけです。

この映画が主に扱うのは若者の生態であり、そこには非常に希薄な人間関係が見て取れます。
人格をぶつけ合った友人関係ではなく、刹那的な利害の一致で繋がっているような人間関係。
他者へのそうした意識がとんでもない暴力にまで発展する様子が中心になっています。

そして、ストーリーは物語としての体裁を整えていませんから、事態の収拾までを見せてくれることはなく、放り出すようにエンディングを迎えます。

しかし、リアルな現実だけを提示しているように見せつつもリアルではない演出を混入させてフィクション度を加え、
さらに狂った現実の中にも(人によっては、だけど)信ずべきもの、心を癒すよりどころがあるんじゃないのかい、とメッセージが込められているところが巧みでありました。

ヒーローショーというタイトルから何を読み取るかはさまざまでしょうけれど、
ひとつ、ヒーローショーないし、ヒーロー物のTV・映画で描かれる暴力はあくまでもウソっこでしかないのだ、という逆説も含まれているようです。
(それを象徴するシーンあり)

さて、この手の映画、優れているなぁ、と思ったとしても安易に傑作扱いもしづらい面があります。
それは、先に述べたように鑑賞者の資質によって内容が変わる映画だと言うことも出来るからなのであった・・。

それでも、良い映画だぞ、と書いておこう。

2376 Reply ハナ子さん 殿様ギドラ Mail 2010/06/08 16:41

昭和18年のマキノ正博作品『ハナ子さん』を見ました。

バカ明るいミュージカル映画で、善人しか出てこないホームドラマ。
でも背後に戦争の陰はあるわけです。
(ハナ子さんの夫がボーナスを国債でもらう、なんてシャレにならんでしょ。でも戦費のためお国のためと我慢我慢)

マキノ演出の軽快さで明るく楽しく最後まで突っ走るわけですが・・・。

後半、訓練空襲のシーンがあります。
ドラマは昭和14年から16年のハナ子さんの生活を描くと最初に明示されているので、まだ日米開戦の前と思われます。
それでも対米戦の準備として本土空襲を想定した訓練が行われたのでしょうか。
日中、バケツリレーによる消火訓練があり、夜には爆撃機飛来、高射砲発射の訓練。
その模擬空襲に特撮が使われています。
夜の町上空を照らすサーチライトは作画合成。
爆撃機はミニチュア。(照明弾投下のアクションあり)
町並みのミニチュアもありです。

しかし、この作品、円谷英二作品目録には載っていない。
1943年の東宝映画なのに、円谷特撮ではない?

なんとなく飛行機の操演がぎこちないような気もしますが、スモークを使った雲の表現や建物のミニチュアに当てた夜景照明の巧さなんかは円谷っぽくもあり・・。

美術担当の北川恵司という方は『海軍爆撃隊』で装置を担当しているとのことなので、この映画の特撮もこの方が単独で行った??

うーん、何か情報はないものだろうか・・。

2377 Reply アウトランダー 殿様ギドラ Mail 2010/06/14 17:10

WOWOWで放送されたB級SF映画『アウトランダー』(2008米独)を見ました。

けっこう面白かったですぞ。

植民地惑星で怪物に家族を殺された男が遺体を輸送中に宇宙船に紛れ込んでいた怪物が暴れて8世紀の地球に不時着(ということらしい)。

つまり主人公は地球人ではなく、人間そっくりの異星人。

8世紀のノルウェーを舞台にバイキングの抗争にも巻き込まれてさあ大変。

異星人文明は地球を事前調査していて、主人公が地球の言語・文化を脳味噌に叩き込むシーンもあって、そんなにアホアホな映画ではありません。

何が面白かったかというと、大抵の欧米怪物退治映画は怪物側には同情の余地がなく、人間にとっての脅威でしかないものがほとんどなのに、
この映画では怪物側にも人間と戦う理由がちゃんとあるというあたり。

そしてバイキングの部族間抗争と人間(というか、主人公が属する文明人)対怪物に同じような構図(復讐の連鎖)があって、
なかなか立体的なストーリーになっております。

怪物のデザインは基本四つ足で、妙に下あごがでかくてどこかで見たことがあるノリだなぁ、と思ったら、どうやらタトポロスくんが噛んでいるようで・・・。
でも全身を発光させる演出など、あの大イグアナよりは良かったんじゃないかなー。

2378 Reply アイアンマンはヨイデスよ 殿様ギドラ Mail 2010/06/14 17:24

アイアンマン、一作目も大して期待しないで見に行ったらなかなかおもしろくて、
今回の「2」も見てきました。

いーですねー。
近年のアメコミヒーロー映画にありがちな、心理劇をやれば高級だろという勘違いがないのがいい。

そして一作目も二作目もテクノロジーの進歩とはどういうものだろうかという隠しテーマが生きているのもよろしいです。

アイアンマンスーツの硬質な感じや仕込まれたメカの描写が気持ちいいぞ。
「2」ではロボット軍団との組んずほぐれつの戦いもあって、スペクタクル感アップ!
また、メカ戦だけでなく、脇役の女工作員が見せる生身のアクションも殺陣が見事でカンフー映画を見ているみたい。

心配されたレースシーンも下手に実在するレースカテゴリーを持ち込んだりしないで、架空のレースとしているので粗はないです。
予告編で見て、どーなんだ?と思ったコースはやっぱりモナコ。
ちゃんとモナコでロケもしているそーです。
F1でもなくインディでもないフォーミュラカーは完全オリジナルデザイン。
でもサスペンションがアウトボード式でちょいと古すぎやしませんか、と。


2379 Reply 隔靴掻痒 殿様ギドラ Mail 2010/06/21 17:57

牛歩の如くのろのろと進めている「ゴジラ東宝特撮未発表資料アーカイヴ」を読みながらのコメント。

関沢新一氏による「ゴジラ伝説 アスカの要塞第二稿」はまあなんつーか、あんまりストーリーはおもしろくないですな。
人工知能がゴジラと戦うことを前提に物を考えているのがなんか不自然。
それでも関沢新一さんが描くゴジラ像には違和感なくゴジラを感じられました。
怪獣のアクションもきちんとト書きに書く関沢脚本の妙を味わえます。
ゴジラが投石攻撃をやってくれちゃうんだよなぁ。

さて、つづく山浦弘靖氏「SOS日本! ゴジラ特攻作戦」と斯波一絵氏「二匹のゴジラ-日本SOS!!-」については、
作品そのものより、解説に疑問があります。
同書中の解説ではどちらも84ゴジラ以降に書かれたものと断定していますが、本当にそうなのか?
田中友幸さんの資料からビオランテの準備中に依頼したものであるとわかった、とされていますが、
はっきりと山浦氏斯波氏に1985年以後に発注したという記録が残っていたのでしょうか?
発注があったとして、その結果書かれたのが収録された二作であるという確証は?
どちらも執筆時期不明とされているのに。

なぜそんな疑問を抱いたかと申しますと、「SOS日本! ゴジラ特攻作戦」のほうは解説でも疑義を呈しているように
宇宙人の侵略やガイガンの登場が84ゴジラには繋がらないということもありますし、ゴジラが完全に人間の味方扱いになっていること、
さらには透明怪獣カメレゴンと戦うゴジラを見た人間にゴジラ一匹で暴れていると勘違いさせ、人間にゴジラへの不信感を植え付けようとする宇宙人の陰謀は、
『ゴジラ対メカゴジラ』での偽ゴジラの効果に似すぎています。
『ゴジラ対メカゴジラ』の脚本を書いた山浦氏が自作とまるかぶりのアイディアを流用してしまったのでしょうか?

「二匹のゴジラ-日本SOS!!-」はもっと不自然です。
『怪獣島の決戦ゴジラの息子』との共通点が多いのに、決して続編ではないあたりが変だなと思ったのは軽い方で、
途中の仮装行列のシーンで「ジェンカ」が演奏され、仮装の内容が「オバQ、ロボタン、おそ松くん、ウルトラマン、ウルトラQの怪獣」であるというのは1980年代に書かれたものとは到底思えません。
さらに、登場するゴジラジュニアが船橋サーキットでいたずらするのですよ。
船橋サーキットは1965年7月から1967年7月までしか存在しません。
この作品は『ゴジラの息子』のための準備稿ではないのか?

斯波一絵さんの連絡先は不明とのことなので確認が取れなかったのでしょうけれど、山浦さんに確認することは出来たはず。
しかし、解説では依頼の経緯を推察するばかり。
なんとももどかしい本ですな。

それと付言すると、解説では「二匹のゴジラ-日本SOS!!-」にはゴジラによる破壊がほとんどない、などと書かれていますけれど、
ちゃんと読んでみれば、ト書きが少ないだけで、ゴジラは東京に上陸し都心まで破壊を繰り広げながら進攻しています。
怪獣による破壊のない映画を目指した物ではないでしょう。


2380 Reply 鷹の爪3&4 兄貴赤 2010/06/23 18:07

よかったです。
回を重ねるほどよくなってます。
でも、やっぱり博士の正体は謎なんですね。
オマケの4がまたよかった。
オマケにしておくのはもったいない。
3より4のほうが、面白かったという意見もあるくらい。
デラックスバージョン買って良かったです。
吉田君のデビューCDがないのは、ちょいと残念だけど・・・

2382 Reply Re:鷹の爪3&4 殿様ギドラ Mail 2010/06/28 17:41

> でも、やっぱり博士の正体は謎なんですね。

おそらく博士こそが、サドルストーンが探し求めていたクリムゾンキングの宮殿であるっつーことでしょう。
(え?違う??)

> オマケの4がまたよかった。
> オマケにしておくのはもったいない。

そうそう、だから皆さん、レンタルで済ませないでセル版を買いましょう。
DXFが板挟みになって「がおーー」と泣くシーンが名場面。
デラックスサンの近況も知れておとーさんは満足よ。

> 吉田君のデビューCDがないのは、ちょいと残念だけど・・・

へっへっへ。
DXF48のデビュー曲も入ってるのさ~。

2381 Reply そのまあ今回はアニメ色々ざます ルー等級つつ大臣 2010/06/27 11:29

ギドラ掲示板にも少し書きましたが今回は色々と昔(一部例外あり)のアニメを見たのでその感想をと。

1、「鉄人28号」モノクロアニメ版。
以前、初期エピソードはビデオで見たことがあるのででーぶいでーでまた見ていない後半エピソードを。
それにしても黎明期のアニメということを考えても作画演出に関しては酷い作品ざますねえ・・・。
(特に作画は)
同時期の「アトム」や「エイトマン」は動きがぎこちない部分はあったけれども
作画は当時としてはいいですし演出も悪くなかったざます。
ストーリーもこの後半になると全くのオリジナルで鉄人の新たなる可能性を求めて展開されていたのでストーリーに関していえば面白かったざますからその点は救いだったのですが・・・。
(作画は最悪と書きましたが全部が全部というわけでもなく良いシーンもありシルエットで雄たけびをあげる鉄人は良かった!)

2、「海のトリトン」初期オープニングとエンディング

これはユーチューブにアップされていたので見たざます。
そのうち初期オープニングは以前書いたと思うので詳しくは書きませんが
あのオープニングだと何となく萎えてしまうざます・・・。
(曲は南こうせつ氏ですから名曲だとは思うのですがミスマッチで本編への期待が失せてしまいます・・・・)
逆にエンディングに関しては初めて見たけれども実際の完成作品でもこっち使ったほうが良かったのでは?と思うほど映像が個人的には良かったと思います。
(実はこれオープニングのアニメが完成しておらず仕方なく間に合わせで本来のオープニングソングをエンディングにしたようですが・・・)

やはり実際の作品でもエンディングに関しては古めかしい感じは(フィルムの状態が悪いのもありますが)否めないざますねえ・・・。
ダイレクトに映像が古臭いとも思いましたし・・・。
映像だけでも初期エンディングをそのまま使えばよかったのにと思いました。
(この初期エンディングも映像はかなり劣化してましたが止め絵で表現されていたし場違いな実写シーンは無かったので古さは感じませんでした)
尚、本編はでーぶいでーで見たのですが良くも悪くも富野作品らしいというのか何というのか・・・。
ただトリトンがこの後半だと立派にヒーローになっていましたねえ・・・。
(ついでにピピも前半だとはねっ返りというのかツンデレというのかキャラだったのが素直になってたし)

3、エヴァ破

こちらは以前劇場で見ていて久々にでーぶいでーが出たので見ましたが
前回の「序」がただのリメイク以外の何者でもないじゃんと思っていたのが
こちらではほぼ新作エヴァになってました。
(前回というのかオリジナルシリーズでは5号機が量産型だったのが既に単独の試作品として登場し全くの別物となっていた)
で、「序」の後半でもそうでしたがシンジ君、オリジナルシリーズでは逃げてる男の子でしたがこっちではもう立派な男になってます。
(第19話ネタで一旦エヴァに乗ることを拒否したのだが戻った理由がオリジナルでは加持さんの説得?でしたがこっちは綾波を助けるためという理由ですのでもうオリジナルとは別物でしょう)
ということである意味ではオリジナルを凌駕した作品でした。
(見やすい作品という意味でこっちのほうがすんなりと入っていけましたし)
ただそれだけに3号機がまた使徒に侵食されてしまった展開というのはもう少し何とかして欲しかったざます・・・。
(これだと全くのリメイクじゃん!せめてオリジナルシリーズで消滅した4号機を今度使うとかして差別化を図って欲しかったし)

4、「わんぱく王子の大蛇退治」

こちらはオンラインレンタルで見つけて高校の時以来久々に見たざます
(ただ伊福部先生のサントラは持っているので音楽に関しては何度か聞いてる)

いやあ・・・素晴らしいざます!
主人公スサノオの成長物語としてもフルアニメ作品として見ても作画、動き共に芸術といっても過言でないほどの素晴らしさざます。
デザインはリアルでないけれども抽象化されたキャラクター達が織り成すドラマ展開は立派に芸術作品といっても良いざます。
(動きに関しても「エヴァ破」を凌駕しており当時の東映アニメ技術のレベルの高さが伺えることが出来ます)
ただ残念だったのがギドラ氏も以前仰った通り東映ってレストアしてないから
部分的にヒスノイズが目立ってそれほど画質が良くなかったことざます・・・。


2383 Reply Re:そのまあ今回はアニメ色々ざます 殿様ギドラ Mail 2010/06/28 17:48


新作エヴァ、まだ「序」しか見ていないけれど、「破」以降の本当の意味での新作部分がどうなっていくのか興味津々ざんす。
前作みたいな青春の門の前でうろうろするメンタリティを描くだけのものにはならないよーなので期待します。

2384 Reply Re:そのまあ今回はアニメ色々ざます ルー等級つつ大臣 2010/06/29 20:23

>
> 新作エヴァ、まだ「序」しか見ていないけれど、「破」以降の本当の意味での新作部分がどうなっていくのか興味津々ざんす。
> 前作みたいな青春の門の前でうろうろするメンタリティを描くだけのものにはならないよーなので期待します。

今回そっちのほうは控えめになってるし開けた作風に変わってますから期待出来るレベルざますよー。
「破」はもうオリジナルとは部分的には異なった展開となってますから「破」でようやく新作エヴァらしくなってます。

(ネタばれですがエヴァ初号機が捕食してしまうというシーンはオリジナルよりも早いうちからやってしまってるしそれに伴いサードインパクトも・・・)
ただ今度の「Q」はどうなることやら・・・。
また「あれ」をやってしまっては今度こそ庵野監督は・・・。

2385 Reply ああもう1クール(ぜんぜん話が進まない)ああまだ1クール(あと13話も残ってるの?) 殿様ギドラ Mail 2010/07/06 17:05

はぁ~。

やっと1クールです。

テレ東の「大魔神カノン」。
全26話と知って気が遠くなりました。
なら見なきゃいいんだけど、ダメだしする人間も必要でしょうと忍の一字。

というわけで、ものすごくつまらないです。

第一話を見た段階では、へーせーライダーとミカヅキを混ぜたようなものになるのかな、なんて思いまして、
それはそれで大魔神じゃないじゃん、なんて憮然としたものですが、
それも今となっては甘い思い出。

回が進むにつれておいらの顔は歪みっぱなし。

とにかくお話の組み立てがド下手。

人間の心の問題を扱っているつもりらしいけれど、その心理たるや掘り下げの浅さにめまいがクラクラ。
もっと言うと、表面的な説明ばかりで描写が伴っていないので登場人物に対して共感も反発も感じようがない。

そして作品内だけで通用する空想部分の設定、だけじゃなく登場人物の基本設定や人間関係もドラマと分離して「説明回」で明かされたりセリフで解説されちゃったり。
シナリオを書いているのは、企画書しか書いたことのないプランナーですかぁ、コノヤロー。

それからそれから、丁寧に描くのと冗漫は違うっつーの。
1クール使っても、ストーリーの全体像は全く進んでいません。
イパダダ(津軽弁の「いぱだ」から来ているの??)という魔物?怪物?が悪さしているからなんとかしようという話でスタートしてますが、
なんともなってません。

なにしろ、主役のブジンさま(この作品での大魔神ね)が回想シーンでしか出てきてないんだから、TVシリーズの構成を勘違いしているとしか思えまへん。
そりゃ、もともとの大魔神シリーズもクライマックスにちょっとだけ大魔神が出てくるわけですが、それは80分前後の映画だから成り立つ構成であって、
全26話のTVシリーズの半分を過ぎてもまだ主役が出てこないとは何事か?
いやいや、それでもいいんです。
他の要素で興味を惹きつけて飽きさせなければ。

人間ドラマに深みもなく、特撮の見せ場もほとんどないまま13話ですぜ。

正気ですか?

そのほかにも、あまりにも人間中心で物事が定まっている各種設定とか、他作品から借りてきたようなイメージの多用とか、まー見ていてイライラすることばかり。
それから、こんなTVを見るオタクどもはおねーちゃんが肌を露出すればそれだけで喜ぶだろ的な衣装デザインもね。
深夜ドラマだし子供の視聴者は意識していないのですよね? それで男女関係のもつれをストーリーに含ませるなら濡れ場のひとつもやってみやがれ。そこは小学生レベルの描写なんだよな。
てなこと言っても、ポルノまがいに裸を出せと言ってる訳じゃないのだよ。
大魔神シリーズにはなかった部分だが、大映時代劇にはエロティシズムを感じさせる大人演出が欠かせなかったでしょ。
そういう濡れ場のことよ。

なんだか製作費は莫大にかけたらしいので、終盤何話かは派手な特撮を見せるんでしょうね。
それにしてももったいない。
同じ金を使って一本の劇場映画を作ったほうが良かったでしょうに・・。
あ、スタッフ布陣が同じなら、どーせストーリーはポンコツか。

2386 Reply 大仁田厚かと思った 殿様ギドラ Mail 2010/07/09 17:43

偶然大魔神ネタが続いております。

長年(約40年)懸念だった『巨人ゴーレム』(1920)をついに入手。
モノクロサイレントだぞ。90年も前の映画だぞーー。

そろそろカメラワークを工夫しはじめた時代のドイツ映画で、同年製作の『カリガリ博士』と同系列(ドイツ表現主義映画)の雰囲気は、あるのかな。
『カリガリ博士』ほどひねくったストーリーではないけれど、妙な形をしたセットなんかはよく似ております。

というわけで大魔神の原点と言われているゴーレム伝説の映画ではありますが、
巨人ゴーレム、さほど大きくありません。
2メートル弱ってところでしょうか。
役者が着ぐるみとメイクでゴーレムになっています。

特撮は簡単な合成をやっている程度でまだまだ原始的。
しかし、魔物の顔が飛んできてゴーレムに命を与える言葉を伝えるシーンなんかは美術的に見事であります。

それから実物大セットのぶっ壊しはかなりの迫力。
(でも見せ方はまだまだヘタ)

皇帝が出てきたり、キリスト教とユダヤ教の対立があったりするけれど衣装デザインは古代ローマ風ではないので、神聖ローマ帝国が舞台なのかな?

ユダヤ人の秘術でゴーレムが動き出しユダヤ弾圧を止める物語が1920年のドイツで作られていたことが、その後のドイツを考えるとなんとも虚しいところ。

さて、大魔神の元ネタと言われる由縁は民衆のために像が動き出して働くというストーリー原型のことだとばかり思っておりましたが、
実際に見てみるとそれだけではありませんでした。

普段は無表情なゴーレムが激しく顔を変化させて怒りの顔になるシーンがありまして、
これは俳優の演技で顔を作っているのですが、そのあまりのオーバーアクトぶりは大魔神の変面にそっくりなのです。
それからクライマックスで、ユダヤ居留地の城壁にある巨大な門扉をぶち破るゴーレムの見せ方は『大魔神怒る』や『~逆襲』で見られる土手などを大魔神が崩すとその向こうに人々が!のシーンに酷似しております。
(でもカメラワークや編集は大魔神のほうがずっと良くできているのだが)

大魔神スタッフがどこまで自覚的だったのかわかりませんが、監督かカメラマンに子供時代に見たゴーレムの記憶が残っていたのかも、なんて思いました。

表題はゴーレムの体型と顔のことざんす。

2387 Reply ジャッキー祭り 兄貴赤 2010/07/13 17:31

先月はCS日本映画専門チャンネルで関根恵子祭りで映画12本連続放送に付き合ったばかりなのですが、今月はBS2でジャッキー・チェーン祭りで12本。
観る時間がない、たすけてくれ。
ジャッキーはSD画質放送なので、保存はせず見るだけですが、1日2本放送もあり、こや大変なのです。
途中にはレギュラー番組のチェックもあり、F-1やら僕の彼女はサイボーグやらかさなるし・・・
で、七福星(サモハン監督作)に、殺し屋役で倉田保明が出演していたのは感激でした。
85年作品なので、このころは倉田大先生なわけで、出演者クレジットではトップに名前がでてました。
役どころも非常に強い悪役で、ジャッキーとサモハン2人がかりでやっと倒したという感じでした。
でも、この映画、カンフーアクションのキレも素晴らしく見所が沢山あるのですが、ストーリーはメチャクチャでした。
この手の映画にはめずらしく、ビーチクありがポイント高し。

ジャッキーも残り4本、その後はスターウォーズ祭りは控えてるわけで、その後はブルース・リー祭りもあります。
SW祭りの最中に恐怖劇場アンバランス7話連続放送もあり・・・


2388 Reply Re:ジャッキー祭り 殿様ギドラ Mail 2010/07/13 19:19


もーね、あたくしもね、ちょっと余裕が出来たなんつってレア映画DVD(ゴーレム含む)を3枚買っちゃったりしてたんですが、
なんだか今週からひどいことになってまして、
昨日なんて一日に4本も録画かましてます。
日本映画専門チャンネルの加東大介特集とWOWOW雷さま大菩薩峠特集、さらにWOWOWの第二次大戦特集もあったりしてさーー。

お互い頑張りましょう。
(いやー、映画ってホントにいいもんですね。泣)

2389 Reply フューチュラマ 殿様ギドラ Mail 2010/07/22 17:54

先頃WOWOWで放送されたアメリカのSFギャグアニメ「フューチュラマ」を見ました。

もともとは「シンプソンズ」のスタッフが作ったTVシリーズだそうで、
今回放送したのはその長編版『フューチュラマ:モンスターの襲撃』と『フューチュラマ:ベンダーのゲーム』の2本。

ぜんぜん知らない作品でしたが、「ベンダーのゲーム」というタイトルがオースン・スコット・カード「エンダーのゲーム」(これも映画化されているそうな)の駄洒落か?と思ったので一応見てみたっつーわけです。

いやいや、おもしろい。
SFファンなら楽しめるのはもちろん、そうでなくてもブラックユーモアあり下ネタありの攻撃性にははまるはず。
(お上品な作品しか受け付けない人には無理か)

で、「ベンダーのゲーム」、ストーリーは「エンダーのゲーム」とはまるで別物だったけれど、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」(ゲームね)のパロディかと思わせて「指輪物語」のパロディに発展していくエスカレートぶりが気持ちよかったです。

アニメ「フューチュラマ」、タイトルを覚えておいて損はないです。
しかし日本国内ではソフト化されてないみたい。
やっぱ日本でSFは受けないっつーことか。
(イベント的に流行れば別なんでしょうけどねー。「スター・ウォーズ」だの「ターミネーター」だの)

2390 Reply お久し振りです 海軍大臣 2010/07/27 12:54

さて、現在、銀座シネパトスにて特撮戦記作品の特集上映がされております。早速【ハワイマレー沖海戦】と【加藤隼戦闘隊】を見てまいりました。
【加藤隼戦闘隊】の方は何とオリジナル全長版だったのでビックリ。今まで劇場では平田明彦さんがナレーションを当てられたリバイバル版しか見たことがなかったものですから、感激もひとしおでした。
それにしても、【加藤隼戦闘隊】の戦意高揚映画とは思えない、あの爽やかさ、あるいは開放感はいったい何なんでしょうね。
先に【ハワイマレー沖海戦】を見終わってから【加藤隼戦闘隊】が始まったとき、冒頭の陸軍軍人たちが飛行場でズラリと並んでいる場面を見て、やっぱり陸式の軍服は野暮ったくて暑苦しいなどと思ったのもつかの間、たちまちドラマに引き込まれてしまいました。
【ハワイマレー沖海戦】に比べて関係者の証言なども少ない【加藤隼戦闘隊】ですが、この先少し研究してみたいと思っております。

2391 Reply Re:お久し振りです 殿様ギドラ Mail 2010/07/28 19:03


おお、お久しぶりです。
『加藤隼戦闘隊』、DVDで全長版が出た時はびっくりしましたが、劇場でも全長版の上映が行われているんですね。

数年前ラピュタ阿佐ヶ谷で円谷英二特集が組まれたとき、『ゲンと不動明王』『乱菊物語』『白夫人の妖恋』の三本を見に行きまして、そのときもらったチラシに別日の『加藤隼戦闘隊』の上映時間が110分と書かれていてぎょっとしたもののすでに上映が終わっていたということがありました。
そのときもちゃんと全長版の上映だったのでしょうね。
その後DVDが発売されたので、近年になってオリジナル版が発見されたとか??

毎年8月15日前後、12月8日前後には太平洋戦争関連の映画を見ることにしているので、今年は『加藤隼戦闘隊』を見ようかなっと。
(太平洋戦争からはちょこっとずれてますが)

円谷英二ファンのみなさま、来週月曜日8月2日午後1時からNHK BS2で『箱根風雲録』が放送されます。
山本薩夫特集の一環で放送されるレアもの。
円谷特撮は工夫の効いた合成カットざんす。
あ、増補版の「円谷英二の特撮映像」に解説が出てますね。

2392 Reply 鬼火 殿様ギドラ Mail 2010/07/28 19:10

7月の日本映画専門チャンネルで開催中の加東大介まつりで収穫あり。

今回の特集では大番シリーズも初見でありまして、なかなかに思うところがありました。
と言いながら、取り上げるのは『鬼火』(1956東宝)です。

監督は大番シリーズと同じ千葉泰樹。
音楽が伊福部昭ということでチェックしたというわけです。

上映時間が46分ほどのショートプログラム作品なのでこれまでTV放送はあまりなかったんじゃないかと思われますし、
もちろんソフト化はされていないそうです。

あらすじは、格別に善人でも悪人でもないガスの集金人(加東大介)が日常の細かな出来事の積み重ねから、
つい出来心を起こして貧乏な人妻に無茶な要求をしてしまったことから何が起こったか、という話。

短い尺を過不足なく使って、描くべき出来事を絞り込み、しかし、主人公の心の動きを自然に感じさせるためのエピソードは実に丁寧。

高潔な人だと主人公を悪人だと思ってしまうかもしれないけれど、
私程度の俗物だと、若い頃にはこれぐらいの悪心を抱いてしまったかもなぁ、と非常にリアルに感じます。

しかし、一方にとってのちょっとした出来心は他方には重い倫理の問題となる場合もあるわけです。
この作品の場合、ガス代未払いと貞操が天秤にかけられます。

主人公が引き起こしてしまった結果は重大で、それは責められるべきこと。
けれども彼は決して悪辣な気持ちを持っていたわけではない・・・。

津島恵子演じる人妻が、ガス代未払いをあそこまで負い目に感じていなければ別の結果があったかもしれない・・・・。

千葉泰樹・伊福部昭が組み合わさると人生に起こりうる葛藤や悲劇をえぐる秀作が多いです。
(「幸福への招待」「好人物の夫婦」「下町-ダウンタウン-」「二人の息子」)

この作品での伊福部音楽は、心理を音楽面から補強するものになっていて、メインタイトル曲は大魔神のタイトル曲に似たメロディと音使いで、
心の暗部を感じさせるものとなっています。
また、主人公が「覗き」をやりそうになる場面には通常の伊福部音楽ではあまり聞かれないタイプの曲が当てられています。
緊張感のある音の響きにドラムが無秩序に打ち鳴らされて重なるような、リズムもメロディもはっきりしない曲でした。
特撮ファンに説明するならば、『宇宙大戦争』でナタールから脳手術された岩村が意識混濁になる場面に使われた曲に似た感じかな・・。

2393 Reply またやられた 殿様ギドラ Mail 2010/08/02 17:13

本日放送予定だった『箱根風雲録』。

げげ、録画されてない。
あっ、国会中継だ!!

日本放送協会さんはこれがあるからいまいち映画ファンの心を捉えきれないっつーか。
セリフの音潰しもよくやるしね。

で、調べてみましたら、『箱根風雲録』は9月9日にずらされたようです。
山本薩夫特集とは関係なくなってしまった・・・。

2394 Reply 原爆忌に思う 殿様ギドラ Mail 2010/08/06 18:52

広島や長崎への核攻撃を扱った映画は何本かありまして、それぞれに意義のある作品です。

けれども、核兵器というものが全人類に関わる大問題であるということを訴えるには不充分ではないかとも思うのです。
核戦争を今後の問題として正面から描いた傑作『世界大戦争』もありますが、この作品の場合、普遍性を狙ったばかりに空想的だと受け止められてしまう弱みがあるように思います。(さらに放射線障害については触れていないし・・)

歴史映画として広島長崎への核攻撃を描く作品を作れないものでしょうか?

私が夢想するのは、核兵器に繋がる科学理論の発見や国家が戦争を起こす論理、アメリカが日本に核爆弾を使った理由といった大きな要素と核攻撃に曝された人々の生活を並列して描くような大作です。

過去の事実を丁寧に誠実に掘り起こし、特定のイデオロギーを押しつけるような作りにはせず、人類にとって普遍的なテーマが浮かび上がるようなものにしたい。

描写も科学的な正確さを重視して、爆発の破壊力や放射線障害の現実を映画的なウソを使わず正面から描くのです。
核兵器の恐ろしさは火薬の爆弾とは全然違うということを映像音響による描写で体感できるものにしたい。
そして、核兵器による破壊は世代を超えて引き続くということも。

特定のイデオロギーを押しつけたくはないとは言うものの、どうしたって戦争の悪、核兵器の悪を描くものにはなるでしょうし、そこに主張があるべきでしょう。

核兵器を使わなくても、戦争なんかやるべきではない。
しかし残念ながら戦争を必要だと考える人がまだまだ多すぎる。
それならばせめて核兵器だけでも無くしたいものです。


2396 Reply BRゴジラとDVDウルトラ ゴジゴメ@納豆が好き♪ 2010/08/22 14:18


管理人様

御久しぶりです!
暑いですね~ 仕事ではスポーツドリンク、帰っては梅干と塩分補給の毎日ですがいかが御過ごしでしょうか?
私は 最近老眼気味で模型作るペース落ちていますが ヤフオクで模型や怪獣ソフビを安価に購入している今日このごろです(^^;)


最近になってBRレコーダーを購入し 好きな三大怪獣を早速見ました。
画面きれいななっているのが分かりました。 特に冒頭 星百合子氏の夜のUFOクラブ取材シーン DVDに比べ格段に見やすくなっているので驚きました。
あとはラドンと地球防衛軍が見てみたいです♪



次にDVDで大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説、遅れ馳せながら見ました~!
☆ウルトラの星 
考えたなぁと思いました。
もともとの惑星は エコを反映させてか自然のままで ウルトラマン達はその上空の人工都市に住んでいる。CG技術スゴイですね♪

☆冒頭のゴモラとザラガスの戦い 
青い空 岩石だらけの不毛の原野 そしてZAPクルーがらみで人と怪獣の大きさが分かり易い特撮シーン、
それらから繰り広げられる巨大感これこそ怪獣特撮だと再認識しました♪
もともと同じ着ぐるみ♪

☆ベリアルのアテレコ
宮迫氏うまいなぁ!

と感心したのは以上の三つぐらいでした。


不快点です。
●話がスターウォーズと だぶる。
●ベリアルはダースモールか?
●スターウォーズの登場人物のような衣装。
●空手まがいの相変わらずの殴る蹴るの擬斗シーン 日本のアクションって「殴る蹴る」しかないんでしょうか?
●怪獣たちの扱い なんか低いというか軽すぎる・・・
●ウルトラ種族誕生秘話がミライによって語られましたが なんで「巨人型戦闘種族まがい」になったのかは語られずじまい。
●アテレコ初心者が多かった・・・まるでジブリ作品のようで辛かったですね。
●人物同士の緊迫した会話シーン 効果音より音声が小さくなったシーンが多かったですけれども ナゼ?

1959年生まれの私と同世代の方々なら何度も「こんなのばっかり見て!」とお袋にどやされた憶えがあるはず。
年月が経過して価値感も変化し 今や三世代または四世代に渡って人気があり知名度のあるウルトラマン。
この作品 観覧対象を全世代にしているのは良いのですが 人または大人のゆったりした会話のシーン、ユーモアのある会話のシーンが少ないのも疲れますね。
昭和のそれこそ三大怪獣や初期のガメラにはそれがありました。
唯一地球人代表として ZAPクルーが出演していたことが良かったと思いましたが。


2397 Reply Re:BRゴジラとDVDウルトラ 殿様ギドラ Mail 2010/08/23 17:48


おおーー!
ゴジゴメさん、お久しぶりです、というか、お懐かしゅうございます。
お元気なご様子、嬉しいざんす、シェーーッッ!!!

ブルーレイで観る映画は格別ですよね。
「三大怪獣~」では王女がつけている宝石のきらめきがびっくりするほど美しくて、DVDとは比べ物になりませんでした。
「地球防衛軍」はカラー初期の作品ということもあり、全体にそんなに高画質ではないのですが、それでもDVDより格段によくなったレストア技術で、ミステリアンのヘルメットの質感などが生々しく表現されていてびっくりでした。

「ラドン」は、なんかくすんだような画質に見えて、もう一歩かな?なんて思いましたが、
「サンダ対ガイラ」のリミックス5.1chトラックをドルビーTrueHDで再生したらすんばらしい音質にびっくりです。
それから「ゴジラ」の特典として収録されている伊福部昭音楽祭からの「ゴジラ」劇伴演奏もヨイデスよ。

「ウルトラ銀河伝説」、劇場には行く気にならず衛星放送待ちの状態です。
(いちおう見る気はある・・)
うーむ、いいところもあるようでほっとしましたが、ストーリー面には不安が募る一方・・。

岡村さんのプレッシャー星人がどれぐらい活躍したのかが一番の関心事だったりして。

感想をお聴かせ下さったことに感謝いたします。


2398 Reply 「大阪城物語」とここ最近見た黒澤映画 ルー等級つつ大臣 2010/08/28 20:14

ここの書き込みでは随分久しぶりのようなざます・・・。

(最近、ギドラ掲示板には頻繁に書いてますが・・・)
さて先日、「大阪城物語」のビデオを入手し約20年振りに再見したざます。
(そーいえばこの作品を観たのは「ビオランテ」公開前だからもうその位経過してたんだなあ・・・時というのは恐ろしいものざます・・・。)

で、当初の感想はというとせいぜい「面白かったけれども意外と素気ないな」といった程度のものだったのですが今回観て改めて思ったざますけれども「権力が人に及ぼす影響とその虚しさ」というテーマで製作されていたんだなあ・・・と思ったざます。
(当初、大阪城に憧れていた茂兵衛だったが大阪夏の陣を得て結果的には阿伊と静かな処へ向かうラストがそれを現していた。彼は「権力」の理想と現実を目の当たりにしそう選択したのである)

ただ純粋に娯楽映画として観ていても実に丹念かつ丁寧な作りで初見での素気ない云々は失礼だと不覚にも思ってしまったほどきちんとシナリオが練られていたんだなと改めて思ってしまったざます・・・。

(映画作品には余計な理屈は不要で必要以上な理屈はシナリオを阻害してしまうという事を感じた。)

さてこの作品も特撮は円谷監督でありますが冒頭の大仏さまのぐるっと回る合成シーンは正直よくデジタル技術のない時代にあそこまでやっていたと感心するのですがいかんせん合成のエッジが「モスラ」以上に目だってしまったのは今回見て残念だなあ・・・と思ったのですがただあそこで完璧な合成にしてしまっては意外と地味且つ素気ないシーンにしかならないだろうなあとも思ってしまいました。
(寧ろ予想外というか当時の技術の限界かというようなエッジは逆に「作家の意図」を伝えているのが観ていて判った。
完璧過ぎる合成は寧ろ「画面」が死んでしまうのだ。
あるいは臨場感が消えてしまうとも感じた。
丹念にマスク合成して完成したそうだけども正解だったと思う。)

で、タイトルバックの大阪城のミニチュアワークはやはり実写とも思えるほどの見事な映像で更に後半になると実際にロケして鉄砲放ってるんじゃないかと
思うほどのミニチュア特撮だったざます。

(ゾンデさんが以前書き込みしていた鉄砲輸送の後敵陣が橋を渡り爆破で吹き飛ばされてしまう特撮シーンに関してもよく観ないと実写とミニチュアの区別がつかないほどの編集の見事さでした。)

2、「生きる」
今回これも久しぶりに見たわけですが癌に侵され余命いくばくも無い人生をどう過ごすかという話というのを黒澤監督は判ってる!って思ってしまった・・・。

それまで当たり前のように生きている人生が急に崩壊してしまう不安や慟哭・・・。
迫る「死」を前に人生をやり直すかのようにそれまで出来なかった風俗遊びにふける渡辺だったがそれでも虚しさが募る・・・。
で、結局彼が選んだのは児童公園を作るといった具合・・・。
という内容ですが宣告されてしまっては誰でもこうなるであろうというリアルさがあるざますねえ・・・。
(当初、ヤケクソに女遊びしても既に結婚していれば所詮は「終わり」があり
本質的な「自分しか出来ない」こととはなっていない。
ヒロインの小田切とよにストーカーごときに寄ってきたのは彼女に下心を覚えたからでなく彼女が「自分」というものを持っていたからに他ならないのであった。
役所生活を長年続けてきている内に渡辺は「社会のロボット」となってしまい
「自我」を忘れてしまっていたのだ。つまり冒頭で20年前に死んでしまった云々というのは渡辺の「肉体と精神」でなく「自我」だったのだ。)

後半の葬式シーンでの回想も逆に渡辺の行き方を浮き彫りにしていてストレートな展開にしなかったのは寧ろ良かったかもしれないと思ったざます。


3、どですかでん

今回になって初めて観たのですが必要以上に「人」というものが実際には醜悪そのものという事を感じた作品ざます。
というか結構グロテスクな作品ざますねえ・・・。

(遺作の「まあだだよ」で主役を演じた松村氏がここでは娘をレイプするんだから・・・)

第一、ストーリーというのが曖昧なままで観終わったときも判らないままで感動すら覚えないし・・・。
ただそれでも「人間は素晴らしい」というメッセージが伝わってくる作品ざましたねえ・・。
それでも結局はあの電車馬鹿である六ちゃん、物語に絡んでくるのは冒頭と最初のシークエンスのみで後は部分的にしか出てこないからはっきり言ってそれほどこの作品では存在意義が感じられないざます・・・。

(てっきり六ちゃんが主役だと思っていたのに冒頭を除き全くといっていいほど物語に絡んでこないから存在感というのがほぼ皆無・・・。主人公がトリガーとなっていないのでストーリーが見えてこないのだ。)

はっきり言って日本では不評というのが納得してしまったざます・・・。
原作の寄せ集めのような印象で先にも書いた「ストーリーが見えない」(というかそもそも無いのでは?)というのが痛いところだし・・・。



2399 Reply Re:「大阪城物語」とここ最近見た黒澤映画 殿様ギドラ Mail 2010/09/02 17:18

なるほどー。

『どですかでん』は評価が分かれる作品なんでしょう。
黒澤作品の多くは骨太なストーリーががっちりと構成されているのが魅力でありますから、
この作品が変格なのは確かですよね。

それでも私は結構好きなんです。

人生ってこういうものかなぁ、と感じられるあたりでしょうか。
プライドの高いホームレスのエピソードには胸をえぐられる思いがしました。

黒澤映画の不発作『どん底』にも感動しちゃうので、どうも底辺で生きる群像劇に弱いんですな。

2401 Reply Re:「大阪城物語」とここ最近見た黒澤映画 ルー等級つつ大臣 2010/09/04 04:59


> 『どですかでん』は評価が分かれる作品なんでしょう。
> 黒澤作品の多くは骨太なストーリーががっちりと構成されているのが魅力でありますから、
> この作品が変格なのは確かですよね。

そうなんざます・・・。
黒澤作品というと骨太で尚且つストーリー構成がしっかりしている作品が多いだけにこの作品に関しては違和感を持ってしまったざます・・・。
(せめて六ちゃんがもう少しストーリーの中に活きていればまた違ったと思うのですが・・・)
でもミーも嫌いな作品ではないざます・・・。
初のカラー作品ということで結構幻想的な映像も多かったしどことなく「希望的」な映像もありましたから。
(特撮かな?というシーンもありましたし)

ただそれまでの黒澤作品から見たら違和感があったことも確かなんざます。
「デルス・ウザーラ」だと「姿三四郎」に繋がる人生の卓見者と弟子というテーマが見えていてそれほど抵抗がなかったのですがこの作品だとドラマの流れというのが聊か見えてこないのですから・・・。
(群像劇として考えればあの六ちゃんは不要に思えてくるしこの話ならば寧ろ乞食の親子を主役にしたほうが・・・)



> 人生ってこういうものかなぁ、と感じられるあたりでしょうか。
> プライドの高いホームレスのエピソードには胸をえぐられる思いがしました。

うーんなるほどざます。
人生というものをまざまざと見せ付けられる感じざます・・・。
人生、奇麗事では生きられない・・・というのはありますねえ・・・。
人間である以上、醜悪な面もあるし。
でも、それでも愛すべきというのが人間というメッセージは確かに伝わりました。




> 黒澤映画の不発作『どん底』にも感動しちゃうので、どうも底辺で生きる群像劇に弱いんですな。


底辺に生きる・・・といえば「天国と地獄」の容疑者もそうざますねえ・・・。
誘拐犯とはいえミーも感情移入してしまったざます・・・どうやらミーも底辺に生きる群像劇には弱いほうかもしれないざますねえ・・・。


2400 Reply 空ゆかば 殿様ギドラ Mail 2010/09/02 17:40

WOWOWの太平洋戦争特集で『雲の墓標より空ゆかば』(1957松竹)を観ました。

特攻隊を扱った作品で、まじめに作られているのでそれなりに納得できる映画ではありましたが、
製作当時の常識(軍国日本に関する知識など)を前提にしたシナリオなので、
今一歩普遍性が足りないと感じました。
(『雲ながるる果てに』(53)のほうが体当たり攻撃を正当化する理屈を語らせたりしていて、内容は深い。けれども、残念なことにこの映画を観て軍国日本を美しく感じてしまう人もいるみたい・・)

で、ストーリーとは別件。

この映画、なかなか堅実な特撮シーンがあるのに、特技スタッフが不明なのであります。
航空機のミニチュアや操演は今一歩の感があるものの、
爆撃を受ける基地のミニチュア破壊は堂々たるもの。

それなのに特撮班がノンクレジットとはどういうこっちゃ。

webサーチしてみたけれど情報はなく、相当細かい作品までフォローしている「大特撮」にも記述がありまへん。

松竹だから川上景司氏なのか??

2402 Reply 来週9月15日水曜 殿様ギドラ Mail 2010/09/10 13:17

NHK総合「歴史秘話ヒストリア」(毎週水曜22時から22時43分)9月15日は金城哲夫さんの特集を放送する予定です。

沖縄問題とウルトラマンを絡めた内容になりそうです。
初期ウルトラに含まれる社会問題意識を掘り下げてくれれば、現行ウルトラがいかに別物であるかが世間にも伝わるんじゃないかと期待します。

2403 Reply 「月世界征服」と「宇宙人東京に現る」海外版 ルー等級つつ大臣 2010/09/11 13:34

さて両作品ともようやくにして観ることが出来たざます。
(「宇宙人」のほうは国内版は以前見てましたからともかく「月世界征服」は今回になって初めて観ることが出来ただけに感無量の日々・・・)

さてます「月世界征服」のほうはというと世界初の月面着陸をプロジェクトを科学的根拠に(当時の)映像化した初の作品ということざますけれどそれ以前の「月世界旅行」がある種のファンタジーという作品ですがこちらは冒頭にプロジェクトが挫折し続いてプロジェクトを続行させるのに予算を出させるのに各界の重鎮を集めて会見を求めたり、挙句にはプロジェクトを承認させたのはいいが妨害が絶えなかったりと(宇宙船ルナが無事に地球から離脱させるのに成功したのは団体の妨害の隙を見て離脱したため)純粋かつ真面目なSFだったざます。
(月に着陸してからモンスターの類が一切登場せず主人公たちが危機に陥るのはあくまで燃料不足で地球に帰還出来ないという事実です。)

まず冒頭のタイトルを見て驚いたのはこれが「SW」の元ネタかと思う「字幕が下から上に向かう」クレジットだったという点です。
(ルーカスも見てたんだな)
最初別物かと思ってしまいましたがこの時代に既にやっていたんざますねえ・・・。
特撮に関しても「宇宙大戦争」に先駆けて宇宙船の方向転換の描写もやっていたので頑張っていたと思うのですが(このシーンは本作品の特撮ではベストだと思う。)いかんせん印象が薄いのはルナの離脱や月面着陸の描写が余りにも素気なく描写され尚且つ具体的な描写が(特撮技術の限界か)無かったことです。
(着陸も離脱もルナ内部のモニターでしか描写されず客観シーンが方向転換のシーンしか無かったので具体性が欠けている)
後半もまた無理矢理なプロジェクトを続行させたために構造の欠陥が露呈され
コンソールやらいろんなものを捨ててしまわなければならなかったのには変な意味で切実さを感じてしまいました。
(慌てて続行させたのが見え見えという点が逆に判る)
もう一つ気になったのが今から50年以上の作品ということで発色や画質は悪くないけれどもレストアが一切行われていないんじゃないかと思うほどフィルム傷が絶えず劣化も酷かった事でやはりここはすべきでは?と思ってしまいました。
(アメリカSF映画を代表するパイオニアであるジョージ・パル作品なだけに尚更・・・)



さてもう一つの「宇宙人東京に現る」海外版ですがこちらはタイトルが「Warning From Space」といいまして訳して「宇宙からの警告」ざますけれど
言いえて妙ざますね。
で、本作品の内容に関しては今更いうまでも無いのですが何とオリジナルでは
字幕スーパーで処理された「パイラ人の会話シーン」ざますけれど何とこちらは喋ってます・・・。
(斬新とは思ってましたが海外版だと判り難いのか)
で、改めて見て思ったのですが本作品は当時の日本に宇宙人が出現したらどうなるか?という点をきちんと丁寧に描写した作品だということ。
(脚本が黒澤作品でお馴染の小国氏だからか?)
尚且つ宇宙ブームの最中でその点も踏まえて作られていたんだなあとも。
(冒頭の居酒屋「宇宙軒」もその一貫か?)
それだけに描写には今から見て古びているとも思うしセンスが無い作品だなと国内版を見た当時は思ったのですが(特に「地球防衛軍」など見てしまったら・・・・)改めて見るとそう悪い作品でも無いざますねえ。
だから当然パイラ人を目撃した人々のリアクションも驚くしか無いのもリアルだったし時代を感じさせる描写も「当時の人々が本当に宇宙人を目撃したらどうなるか?」という当然のリアクションなんかも異様にリアルに感じたざます。
(しかしだからってパイラ人の登場の仕方も問題あると思うが・・・。)
で、特撮ですが的場監督によるシーンの数々はこれまた円谷特撮と比較すれば派手さや描写に物足りなさは感じるのですが後半の洪水シーンは異様にリアルで実写と見間違うほどの見事さざました。
(で、この関係で的場監督は後に円谷プロに召還されたのか)


2404 Reply Re:「月世界征服」と「宇宙人東京に現る」海外版 殿様ギドラ Mail 2010/09/13 16:18


『月世界征服』はちょっと前に入手していたものの、まだ観ていなかったのであった。
ふーむ、フィルムの状態は良くないんですね。
レストアしてリリースして欲しいけれど、そうなると売価も上がっちゃうでしょうし、難しいところですね。
私としてはこういう古典作品は後世に伝える意味でもきちんとレストアしたものを世に出すべきだと思ってます。
『キング・コング』も日本では廉価ソフトしか出てないもんなぁ。

『宇宙人東京に現る』の海外版とは、珍しい物をご覧になりましたね。
国内版との差違はあるのかなー。

2406 Reply Re:「月世界征服」と「宇宙人東京に現る」海外版 ルー等級つつ大臣 2010/09/16 03:17

そうなんざます・・・。
何でも向こうで出ているソフトだとレストアしているらしいのですが・・・。
(国内版のタイトル部分で右側にどこぞの放送局のマークらしきのが映ってるのが気になる・・・・って事は放送用のマスターか!?)
でもそうなると確かに価格は上がるので難しいところだとは思うのですがやはりちゃんとした状態で見たいというのが本音・・・。
(寧ろ予告編のほうが傷も少なく発色がいい印象がある・・・。)
さて「宇宙人東京に現る」海外版のほうはというと冒頭いきなりパイラ人の宇宙ステーションが映る箇所とラストで銀子に変身したパイラ人が元の姿に戻るシーンのほかは国内版と大差ないざます・・・。
これらも新規撮影はせずに国内版の流用で行っているざます。
(あ、会話の字幕スーパーが無くちゃんとパイラ人喋ってます・・・。)

2407 Reply Re:「月世界征服」と「宇宙人東京に現る」海外版 殿様ギドラ Mail 2010/09/17 17:18


あとちょっとで『月世界征服』が観られそうなスケジュールざます。
画質はあまり期待しないでおきませう。

『宇宙人東京に現る』の海外版は構成がわずかに違うということですね。
パイラ語の字幕、アメリカだと日本より識字率が低かったからしゃべらせたんでは・・。


2405 Reply 谷啓さん 殿様ギドラ Mail 2010/09/13 18:06

悲しいなぁ。

事故とは・・。

2408 Reply 金星ロケット発進す 殿様ギドラ Mail 2010/09/17 17:32

レトロムービーコレクションというDVDシリーズでついに
『金星ロケット発進す』(1959ポーランド・東ドイツ)を入手、鑑賞できました。

原作はスタニスワフ・レムの「金星応答なし」。

1950年代の共産圏SF映画ってどうよ、と思ったら、これがとんでもない大作。

セットは豪華、特撮は堅実。
50年代作品としてぜんぜん問題有りません。

原作小説を読んだのは何十年も前になるので細かいところは覚えていないけれど、
この映画で描かれる金星はまさしくレムの世界。

レムの他の作品(「ソラリス」だの「エデン」だの)からもインスパイアされているのではなかろうか。

まるで虫のように見える金星人の記録装置だの意志を持つかのように動くヘドロだの、謎は謎のままに残されている面もレムっぽいぞ!!

しかししかし、まことに残念ながら今回入手したのは米国版で激しく短縮されておるのです。
オリジナル版が130分なのにたった78分しかないとはどういうこっちゃ。
日本公開版でも109分あったらしいじゃないのさ。

だもんで、前半のゴビ砂漠で発見される謎のコイルだのツングース隕石の調査だの科学調査のスリリングな部分はナレーション処理でばっさばさとカットされてます。

そして一体どんなDVDオーサリングしたものか、画質は劣悪、ブロックノイズの嵐。
解像度はVHSより悪いぐらいじゃないのか?
(ユーチューブで観ているみたい)

ああ、完全版はリリースされていないのか。ドイツ版とかないの?

2409 Reply 「フラバラ」海外版 ルー等級つつ大臣 2010/09/26 00:08

前回の「宇宙人東京に現る」海外版に続きようやくあの「フラバラ」のれっきとした海外版をビデオにて入手出来たざます・・・・。

で、実際に見てみたら国内版DVDにも収録された正規海外版シーン(タコではなくフランケンシュタインが警官を踏むところ)の他は至って国内版とほぼ同じでタコは出てきませんでした・・・。
(だがラスト近くでタコ版でのBGMである「キンゴジ」のタコBGMはしっかり短いながらも使用されていた)

ただタイトル部分は国内版では岩肌にタイトルだったのが実験室になってタイトルが出てくるぐらいでしょうか・・・。
でもやはり面白いざますし馬渕薫氏のシナリオが如何に構成がしっかりしていたかを改めて思ってしまったざます・・・。
(関沢氏のシナリオも巧みであるのはいうまでもない)

それにしてもこの作品の原案って対戦怪獣が本来タコだったので国内タコ版が本来のジェリー・ソール氏の意図していた「フラバラ」だったのでは?と思ってしまったざます・・・・。
(すなわちタコ版こそが本来の姿ですし因みにその時の原案タイトルは「フランケンシュタイン対ジャイアントデビルフィッシュ」ざます・・・)

2410 Reply Re:「フラバラ」海外版 殿様ギドラ Mail 2010/09/28 17:08


結局、なんであのタコバージョンが存在するのか、はっきりした情報がないままなんですよね。
最初は海外版だと言われるも、海外版にもタコは出てこなくて、おそらく最初に公開されたのは日本でのTV放送と思われて・・・。

タコ版も上映可能な形に仕上げられていたわけですからどこで変更が決まったのか・・・。
DVDの有川貞昌さんのオーディオコメントでもタコ版製作の経緯についてははっきり語られていなかったように覚えています。(山にタコが出るのは変だと思ったという話はあったっけ)

フランケンがバラゴンを持ち上げたまま地中に沈むバージョンがある、なんて伝説(前述のオーコメで有川カメラマンがそれは撮っていないと明確に否定)も生まれたりして、なかなか謎の多い作品であります。

2411 Reply 君美しく 殿様ギドラ Mail 2010/10/06 18:53

WOWOWの中村登監督特集でまたも見つけた松竹の特撮使用作品。
『君美しく』(1955年)

ストーリーは典型的な昔のメロドラマ。
戦争で長男を失った一家を支えるしっかり者の長女を取り巻く人間模様、という感じでしょうか。
まあまあの佳作。(クライマックスの感情の盛り上げで採点が上がりました)

回想シーンの空襲でミニチュア特撮がありました。
住宅街のミニチュアとその爆破。
そして、主人公が自宅の庭からその様子を見るカット。
屋敷の壁と庭の塀でマスクを切って、遠景に爆発する街を合成していました。
ミニチュアと爆破は問題のない仕上がりでしたが、合成はまずい仕上がり。
はめ込まれた画面が揺れてるし、本編映像と特撮映像のカメラ角度が合ってません。

この映画も特撮担当が誰なのか表記はないのであった・・。
松竹は他社に比べて特撮の地位が低かったのであろうか。

あ、中村登監督はこれまでノーチェックでしたが、素晴らしい才能ざんす。
『古都』『紀ノ川』でのカラーワイドを使い切った映像美や『いろはにほへと』の社会派ドラマ(これは橋本忍脚本の力もあるか)は骨太感に感心。

2413 Reply たーかーのーつーめー3 ルー等級つつ大臣 2010/10/09 21:41

ようやくといっていいのかDVDが出てかなり経過してから見ることが出来たざます・・・。
(最近多忙のためになかなか観ることすら困難・・・)
さて今回はレオナルド博士が実質上の主役でしたねえ・・・。
博士の帰郷に始まりほとんどが博士中心に据えた構成。
で、今回冒頭に博士の謎が明らかにされた・・・となってますが実際は別人だったというオチですがほぼこれで博士が元人間で熊に変身されたというのが判明しましたねえ・・・。
(とはいえやや曖昧な部分ですが)
これで昨今よくある個人の話になるかといえばそこは鷹の爪、きちんと「外」に向けられたストーリーになっており今回はオババ大統領による核廃絶のネタがストーリーの縦糸になって戦争批判のメッセージがさり気ない形ではありますが
なまじの反戦映画よりも伝わってると思うざます。
(アメリカが核廃絶や軍縮していても結局は人は変わらずでそのリアクションまできちんと描かれている。
結局は核を廃絶しても戦争は無くならないのだと。
このような各国の反応こそ諸悪の根源なのだ。)
しかもオババが核を廃絶してもあくまで反戦ではなくレオナルド博士の新たなる兵器である「博士の動く城」(パクリそのもののネーミング)を建造し新たなるシンボルとしてパワーバランスを保とうとする思想はそもそも皮肉にも
アメリカや核兵器保有国が「反戦」の思想が無いということを言っているかのようでした。
(鷹の爪が結成された背景には再三だがこのような各国のエゴが戦争に向かわせてるとしてそれを解決するには世界を「征服」するしか方法が無いと総統は
思い結成されたのである)

そんなストーリでも堅苦しくなく爆笑しながら楽しめ更に見終わった後、メッセージが伝わってる演出は健在で黄金期の邦画(というか往年の東宝映画)を
彷彿とさせというか蛙男商会こそ東宝映画の後継者では?と思いました。

(川村ゆきえ嬢のゲストもきちんとストーリーに馴染んでおり彼女の声優の代表作は間違いなくこれでしょう。
ただ坂東英二のゲストだけは正直、余計でしたが)
ところでギドラ氏、この作品にもカメオで出ていたのざますか?
見た限り、エンドクレジットにも出てないようなのですが・・・・。


2416 Reply Re:たーかーのーつーめー3 殿様ギドラ Mail 2010/10/12 19:06


がんばれ蛙男!
ですよね。

おいらは「3」では鷹の爪コールの中の一人として出演してます。
本名でクレジットされているので判りづらいっすよ。


2418 Reply Re:たーかーのーつーめー3 ルー等級つつ大臣 2010/10/14 11:35

あ、出ていたざますか!?
ギドラ氏の名前が無かったのでてっきり今回は無かったと思ったのですが
本名でとは・・・・。
それだと少し判りづらいざますね・・・・。
もう本名も承知だしそれで探してみるざます!

久々に優れた映像作品を連発している蛙男作品なだけにこれはこれはざます!

2414 Reply 音響リニュ-アルにより成功した映像作品は? 音響リニュ-アルにより成功した映像作品は? 2010/10/10 15:23

音響リニュ-アルにより成功した映像作品は?

2415 Reply Re:音響リニュ-アルにより成功した映像作品は? 殿様ギドラ Mail 2010/10/12 19:03

『十戒』
(ということを訊きたいんかい?)
ここはヤフー知恵袋じゃありません。

2417 Reply 池部良さん 殿様ギドラ Mail 2010/10/12 19:10

池部良さん死去のニュースにがっくり。

特撮ファンとしてはもちろん、それ以上に邦画ファンとして残念です。
追悼で『乱菊物語』でも見ようかな。
この作品での池部良さんは実におっとこ前なんだよなぁ。

合掌

2419 Reply Re:池部良さん ルー等級つつ大臣 2010/10/14 11:40

ええええええ・・・・・。
池部さん、もうかなりのご高齢だしとは思ってましたが訃報を聞く羽目になってしまうとは・・・。
特撮ファンとしては「宇宙大戦争」や「妖星ゴラス」での理知的な演技が印象に残っているだけに残念の一言です・・・・。
追悼でこの2作品を観るざます・・・。

合掌・・・。

2420 Reply リメイク「タイタンの戦い」及び84ゴジラ ルー等級つつ大臣 2010/10/23 13:26

何だかんだでようやく観ることが出来たリメイク版。
(実はハリーハウゼン版はテレビで見たきりだからあまり偉そうには言えないが)

思ったよりも正統派の作品になっていて素直に作品に入っていけました。
昨今のカメラ移動の乱用も少なくじっくり映像を観ることが出来たので
それぞれのシーンのディテールも堪能することが出来ました。
とはいえここまでくるともうオリジナルと比較する自体が間違っていると
思いますし別個で見たほうが良さが判ります。

で、肝心のVFXデジタルシーンでありますがストーリーのほうはまずオリジナルとほぼ同じですのでさておきまず冒頭で神の像を破壊した後に現れた有翼の悪魔であるハーピーの軍団ですがここはやたらと落ち着かないカメラワークで
眩暈がしますね・・・。
(視点がハーピーで行ってると思いますが不自然さがそれほどない代わりに
あまりの目まぐるしさに逆にCGっぽさが出てしまってますね・・・。
素早過ぎてリアルさが無くなってるというか・・・。)

それとは逆に巨大サソリ怪獣のシーンでは思った以上に動きの重量感も出ていてこのシーンに限定すればハリーハウゼン版を凌いでます。
(オリジナルでは只のサソリだし・・・。)
ペガサスの群れのシーンもまた動きの不自然さが無かったからまずまず良しだと思います。

またゴーゴン(?)のシーンでも艶かしさが倍増しておりここもオリジナルを凌いでいると思います。
(ハリーハウゼン版では艶かしさという点では遠く及ばなかったのが残念・・・。)

で、肝心のクラーケンですが出現シーンの重量感溢れるシーンはともかく良いのですが(ここではCG特有の軽いのを通り越して安っぽさがあったそれまでの
CGを覆す出来栄えです)いかんせん出番が少な過ぎであっさりと石になってしまいます・・・。
もう少しこの最終決戦のシーンが長ければ良かったと思うほど呆気なく倒されるものですから唖然としてしまったざます・・・。
(オリジナルはどーだったかな?)
で、全体的にここまでデジタルによる重量感が出来てる割には見せ場に不満の残る作品でしたね・・・。


2、84ゴジラ
こちらは久々に観ましたけれどゴジラの属性変更には不満が残るし武田鉄矢(字が違ってたらごめんざます)などのカメオ出演には失笑するしかないという問題点を除いたら比較的それほど悪い作品ではなかったなと最近思うように
なったざます。
(もっともそう思ったのは田中氏がそれまで製作した特撮作品の名場面の寄せ集めだという点であると思ったけれど)
ゴジラが84年当時の東京に出現したらどうなるかというシミュレーション的コンセプトで製作したからとも思うのですが破壊の権化であるゴジラではなくあくまで一個の生物として描いていたからだと思うのです。
(そのため一部では破壊しないゴジラに不満を覚えたというのも否めないのですが)
で、ストーリーのほうも割と正統的になっているので後のVSシリーズの破綻の目立つ作品に比べたら20年以上の歳月が流れてしまった今だと普通に見れる作品でしたね。

(一応リアルタイムで観た最初のゴジラ映画というのもありますから今見て思わず懐かしさを覚えてしまいます)
ただ一点今見て不満というかこの作品が当時、今ひとつだなと思う点を書くざます。
それはずばり「ゴジラ東京進入シーンでのカメラワークの高さ及び照明の明る過ぎさ」と「音楽」です。

前者は前半はまずまずだし埠頭のシーンも悪くないのですがいかんせんあのカメラワークの高さではスタジオでの発表会と大差ないだけに折角精巧に井上氏がミニチュアを作ったにも関わらず台無しにししてしまったではないですか・・・。
ここでは徹底してローアングルにすべきだったのでは?ということと後者の
音楽があまりにも静か過ぎて作品の脅威を伝えていない(というかシーンにマッチしていない)ということでしょうか。
伊福部氏と比較するのは酷でしょうが映画のムードを空疎なものにしています。
(但し自衛隊のテーマとスーパーⅩのテーマは除く)
私、この作品のサントラをLPとCDを両方所有してますが音楽だけで聞いてたほうが良さが判るのです。
何ていうか躍動感が無いだけに音楽だけ切り離して聴けば問題ないのですが
これ映画音楽でしょ?
もう少し荒々しさを行っても良かったのでは?と今でも思ってます。
とにかくパワーというか壮絶さが無いのです。
(伊福部氏に限らず佐藤氏もこの点だけはポイントを抑えていた。)

これでは前年に本多、円谷コンビによる本来のゴジラ作品を観ていた観客にとってはがっかりものでしょう・・・・。
とはいえこの当時ほぼ同時公開された「グレムリン」や「ゴーストバスターズ」に比べたらこの2作品は忘却されたのに比べて本作はどうにか今でも生き残れただけでも勝利だとは思うのですが・・・・。
(公開当時ではこの84ゴジラ、ワースト部類に入り消えてしまったのですが
再び再評価が出て甦ったという点では圧勝ざます)

2422 Reply Re:リメイク「タイタンの戦い」及び84ゴジラ 殿様ギドラ Mail 2010/10/26 16:22

リメイク「タイタンの戦い」は3D版で見てしまったので、3Dメガネのフィット感が気になったり、3D効果のあるなしが気になっていまいち映画そのものの鑑賞がちゃんと出来なかった感ありなのでした。

オリジナル版のクラーケン出現シーンは、町に押し寄せる海水がド迫力だったと覚えてます。
ペルセウスとの戦いは、うーん、どうだったっけ。
(多分3回は見ているのだぁがぁ)

84ゴジラ、なんか、あれもこれもで焦点を絞りきれなかったんだなぁと思います。
あのストーリーにスーパーXはないだろ、とか・・。
それと、ドラマの盛り上げを人間側の主役達に背負わせ過ぎだな、と。
(ビルからの脱出に尺を使いすぎだーー)


2424 Reply Re:リメイク「タイタンの戦い」及び84ゴジラ ルー等級つつ大臣 2010/10/27 09:48

> リメイク「タイタンの戦い」は3D版で見てしまったので、3Dメガネのフィット感が気になったり、3D効果のあるなしが気になっていまいち映画そのものの鑑賞がちゃんと出来なかった感ありなのでした。
うーん・・・。
3D映画の場合、そっちのほうが真っ先に気になり出すからまずはノーマル(つまりは3Dで無いバージョン)で観てからのほうが良かったかもざます。
(その逆もありざますけれど)
確かに悪くは無かったけれども肝心のところが「?」だったので物足りなかったのは事実だったざます。
これはでーぶいでー及びブルーレイで再見することをお勧めします。







> オリジナル版のクラーケン出現シーンは、町に押し寄せる海水がド迫力だったと覚えてます。
> ペルセウスとの戦いは、うーん、どうだったっけ。
> (多分3回は見ているのだぁがぁ)
ミーは前半は観ていても後半は未見ざますので今度見てみるざます・・・。









>
> 84ゴジラ、なんか、あれもこれもで焦点を絞りきれなかったんだなぁと思います。
> あのストーリーにスーパーXはないだろ、とか・・。
> それと、ドラマの盛り上げを人間側の主役達に背負わせ過ぎだな、と。
> (ビルからの脱出に尺を使いすぎだーー)


まあそれを言われたら・・・・。
確かに寄せ集め作品だったざますからどこに焦点を当てているのか曖昧だったのは否めなかったざますねえ・・・。
ただそれでも「ビオランテ」以降と比較すればまだマシなほうかと思うのですが・・・。
(ご指摘の通りスーパーⅩの登場と設定はかなり唐突で必然性がほぼ無いざますねえ・・・。
あのストーリーだとミスマッチなのは否めないざます・・・。
せめて作られた経緯でも匂わせれば良かったのに・・・。)

>

2421 Reply 急報&朗報 海軍大臣 2010/10/25 12:52

以前お知らせしたまま、ずっとペンディングになっていた竹内宏さん編集の
【定本 円谷英二】が今年の暮れに漸く出版されるようです。
取り急ぎご報告いたします。

2423 Reply Re:急報&朗報 殿様ギドラ Mail 2010/10/26 16:24

やったー!!
お蔵入りにならなくて本当に良かった。

海軍大臣さん、お知らせ下さりありがとうございます。

2425 Reply 「萌える恐竜」ならぬ「燃える大陸」と「ま」(何だかわかるよね) ルー等級つつ大臣 2010/10/29 17:30

「84ゴジラ」に続きこれらをオンラインでーぶいでーでやっと観たざます・・・。

で、まずは「燃える大陸」のほうざますけれどアメリカ軍部で開発したロケットがどこぞの島に墜落し幸い爆破せずに残ってることが判明したために調査する命令を軍部が発令、そこで「緯度0」のマリク(つーかシーザ・ロメロ)一行が出かけていき山頂にそのロケットが墜落した事がようやく判明し更に上るのですがそこは多量のウラン鉱脈があったばかりでなく古生代の森林まで生い茂り更には恐竜まで生き残っている・・・って内容ざますけれどもそのロケット引き上げ回収の理由が「他国にこれを知られるとまずい」という理由ってのがまだ戦時中で他国のスパイが跋扈していた時代を感じさせますねえ・・・。
(平和目的でなかったのがミソ。尤もマリクたちはこのロケットを軍事目的に使用するってのには反対してましたが)
で、恐竜たちが出てくるのがえらく長いので少しこの辺りまでは退屈だったざますけれども出てきたのはいずれも草食恐竜のみで恐竜映画につきもののティラノサウルスは出てきませんし恐竜たちはモデルアニメで撮影されてますが愛嬌ばかり(その割には凶暴性を発揮・・・って草食なんですけど)で可愛らしい上に「キングコング」で見られた巨大感は皆無・・・おまけに恐竜たちのシークエンスと本編の融合があまり無いのです・・・。
(主人公たちがトリケラトプスに遭遇→驚く主人公一行→襲い掛かる・・・と思ったら突然別の方向に振り向くトリケラトプス→逃げようとする一行→格闘する二匹のトリケラトプス→逃げる一行→戦う二匹でフェードアウト→無事に逃げ延びた一行ってな具合・・・。)
唐突にこの恐竜のシークエンスが終わり最後は地崩れ・・・ですので盛り上がりに欠ける作品だったざます・・・。
(せめて「ロスト・ワールド」ばりに恐竜のシーンをじっくり描けば良かったのに・・・・)

で、次の「ジャイアント・ロボ」ですが内容面に関しては最早説明不要ですが
久々に観て特撮の描写が結構大雑把というのか爆破でお茶濁して終わりのようなアバウトさざましたねえ・・・。
(とはいえ後の東映特撮テレビ作品に比べたら合成や市街地のミニチュアワークは良く作られていたが)
同時期の円谷プロ作品が如何に偉大かというのを改めて感じてしまったざます・・・。
(あとこの頃のピープロ作品も)
まあそうはいっても本作品は大作少年とロボの出会いと決別を段階的にそこら辺は丁寧に描いているので感動を新たにしましたが。

たださあ・・・「ちゃぷてんうるとら」といいこの作品といい東映って何でこうも画質が悪いの?
ビデオの時でさえヒスノイズばかりで「ウルトラ」や「MJ」に比べて画質面では最悪・・・と思ってましたけれどでーぶいでーになってもこうだとは・・・・折角の名作が台無しだなあ・・・と思ってしまったざます・・・。
本当に東映って手持ちの財産を活かすのが下手だなあ・・・。

2426 Reply Re:「萌える恐竜」ならぬ「燃える大陸」と「ま」(何だかわかるよね) 殿様ギドラ Mail 2010/11/01 16:43

「燃える大陸」、未見作品のひとつでしたが、なるほどー、結構テキトーな仕上がりなんですね。
優先順位を下げときましょう・・・。

「ジャイアント・ロボ」、子供の頃見たっきりなので、ここ10年ぐらいもう一度みたい作品上位にランキングしてます。

もう一度みたいと言っても過度に期待しているわけではなくて、東映特撮TVのある種の雑さを楽しみたいってわけでありまして・・。
子供の頃でも突っ込みながら見ていた記憶があるもんなぁ。

東映チャンネルはオプションなので、ファミリー劇場あたりで放送するのを期待しているのですが、ファミ劇は「ウルトラ」ばっかりやってるんだよなぁ。

ま、そのお陰でほとんど見たことがなかった「ウルトラマン80」(けっこうおもしろいぞ)を見られるのだぁがぁ。

2428 Reply Re:「萌える恐竜」ならぬ「燃える大陸」と「ま」(何だかわかるよね) ルー等級つつ大臣(携帯から) 2010/11/02 00:18

『燃える大陸』ざますけれどもそうは言ってもモデルアニメのシーンのみに限定すれば興味深い出来ざますよ。(結構適当に作られてるけれども)草食恐竜だけの恐竜映画というのも今世紀に至ってもこの作品のみざますしやはり実際に見て見なければ判らないので優先順位は上げたほうがいいざます・・・。
で『ジャイアントロボ』子供の頃観ていてもそうだったざますか!?
東映特撮って映画の方は結構秀作が多いのにテレビシリーズとなるとこうも雑なんざましょと思ってしまうざます・・・。
(やはり成田氏が円谷行きになってしまったのが大きいのか?同じ東映テレビ特撮でも「ナショナルキッド」はここまで酷くなかったざます・・・。)
メカ特撮の演出がかなりアバウトなのかどうかはさておき雑だけど豪快なのが魅力なのかと微妙ざますねぇ・・・。
ただそれでも面白いというのは確かなんですけどね。(へーせーライダーや戦隊みたいに閉塞感が無く国際的な規模で展開されるのは良い)

2429 Reply Re:「萌える恐竜」ならぬ「燃える大陸」と「ま」(何だかわかるよね) 殿様ギドラ Mail 2010/11/02 19:08


ふむふむ、わっかりました。
凶暴な草食恐竜は見ておくべし、ですね。

「Gロボ」、全体にユル~い作りだったのはよく覚えてますよ。
そして、ロボの驚愕の新機能に突っ込みながら楽しんでました。
目つぶし巨大花火打ち上げとか背中から出てくる巨大ミサイルとか燃える十字架とか~。

それでもおっしゃるとおり、基本は地球侵略テーマで国際組織が活躍するストーリーですから近年のお悩み人間大集合みたいなヒーローものとは全然違うわけです。

ギロチン帝王はもう一度見なきゃ。(すげーネーミングだよなぁ)

2427 Reply いけね、一ヶ月経っちまった 殿様ギドラ Mail 2010/11/01 16:57

ひーこら言いながら最後まで見ましたよ、「大魔神カノン」。

ストーリーは前回書いたとおり、深刻ぶって人間心理を掘り下げているようなポーズをとった薄っぺらなエピソードとお悩み相談対話の積み重ねでびた一文おもしろくなかったわけですが、
まさかまさか、
最終話に至るまで大特撮炸裂のスペクタクルがないまま終了するとは・・・。

最終話でブジンさまが動き出すけれど、山形の片田舎の山間で化け物とどつき合いするだけで、
逃げまどう群衆もなければ倒壊するビルもなし。
そもそもストーリーに社会性がまるでないまま進んでしまっているので、
劇中繰り返される殺人事件にも決着は付かないし、巨大な化け物が出てきたって、行政が動く気配もなし。

びっくりだ。

一番まともなスペクタクルシーンだったのは、ずーっと前半で昔のことを説明した回想シーンじゃないか。
お城の前で化け物と組んずほぐれつするブジンさま、という図。
だけどね、それは説明シーンであり回想シーンであって、その戦いに至るドラマなんかなんにもなかったんだから、
スペクタクルを感じることはできないっつーの。

お作りになった方々は、どこにおもしろさ(興味深さ)を感じて欲しかったんでしょうか。

2430 Reply 太平洋の鷲 殿様ギドラ Mail 2010/12/09 18:55

昨日は12月8日だったので、『太平洋の鷲』を見ました。

いまさらながら、なんとまじめに作られた映画であることか。
まるでドキュメンタリーのように要点を簡潔にまとめてあることに感心します。
もちろん劇映画ですからある観点から事実を再構成してあるのでしょうけれど、
この映画を見るとあの戦争が避け得なかったとは思えません。

戦争をしたい人々がいるから戦争が起こるのでは?
(それは現代でも同じ)

2431 Reply 定本円谷英二随筆評論集成 殿様ギドラ Mail 2010/12/10 18:12

買いました買いました。
近所の書店に入荷していて良かった。
「定本円谷英二随筆評論集成」であります。
ワイズ出版より5700円+税で発売中。

円谷英二の文章、参加した対談・座談会などなどを収録した、映画人円谷英二の心情・信条に近づける最高の資料でありましょう。

映画好きは買え! 読め!

2432 Reply スパイ大作戦「巨大バッタ軍団を倒せ」と「原子力潜水艦」 ルー等級つつ大臣 2010/12/11 21:00

というわけで(どーゆー訳だ)日本未公開作品のこの2作、ネットレンタルにて観ることが出来ました。
(廉価でーぶいでーなんですけどね)
さてまず「終末の兆し」からですが摩天楼にバッタが集ってるスチールとかスタッフがバッタの羽根をむしったなとかで情報だけは有名ですが実際に見ると
結構丁寧にシナリオが作られてることがわかります。
(「巨人獣」なんかで有名なゴードン監督ですからアバウトな演出だろうと思われますが)
しかもいきなりバッタを出さずに恐怖演出を盛り上げてることに成功しております。
(冒頭にカップルが襲われるのですがここではシルエットのみで行ってます)
で、バッタ軍団のほうは出現シーンはミニチュアのみならずかなり大胆な実景合成で結構驚異的な合成です。
(合成されたバッタ軍団は横移動だけでなく奥から手前に移動するという川北特撮も真っ青のシーンもある)
で、フェルプス君が超音波でバッタ軍団を海に誘い込み溺死させて始末するまでのサスペンスも素晴らしいざます・・・。


で、次の「原子力潜水艦」は北極海で謎の事故が多発して最新鋭潜水艦であるタイガーシャーク号が出撃し事故の原因がエイリアンの宇宙船であることが判明し体当たりで動きを止めクルー達が中に侵入し・・・・というストーリーざますけれどかなりストレートな展開で多少物足りないかな・・・とも思いますが余計なドラマが無いので手軽に見るにはもってこいの作品ざます。
(ちなみにこのエイリアン、人類含む生物採集が目的のようでバイオテクノロジーが発達してないざます・・・)
ただ潜水艦のミニチュア特撮がチャチなのが残念なところですが・・・。
(巨大に見えないしアップで素材が木で出来ているのが明確・・・。)


2433 Reply Re:スパイ大作戦「巨大バッタ軍団を倒せ」と「原子力潜水艦」 殿様ギドラ Mail 2010/12/15 18:54


レアな映画のご紹介はありがたいです。
CSなんかだと放送することもありうるかも、と今後のための参考になるざんす。

2435 Reply Re:スパイ大作戦「巨大バッタ軍団を倒せ」と「原子力潜水艦」 ルー等級つつ大臣 2010/12/16 20:26


> レアな映画のご紹介はありがたいです。
> CSなんかだと放送することもありうるかも、と今後のための参考になるざんす。

「原子力潜水艦」はともかくとしてスパイ大作戦「終末の兆し-巨大バッタ軍団」のほうは確かCSでやってたような・・・・記憶があるざます・・・。
(これも曖昧ざますけれど)
でもこれらは安価(1500円ほど)でしかもレンタル有りざますからレンタルしてでも観ておいたほうがよろしいのでは?とは思うざます・・・。

2436 Reply Re:スパイ大作戦「巨大バッタ軍団を倒せ」と「原子力潜水艦」 殿様ギドラ Mail 2010/12/22 18:21

がんばります。
がんばりますけど、BS・CSのエアチェックだけでも今年は300本を超す映画を観てまして、これに映画館とセルソフトを加えると400超え。

もうヒーハーです。(お金もキツイので、CSで放送してくれるとありがたいのじゃ)

2434 Reply ぎんたま 殿様ギドラ Mail 2010/12/15 19:02

劇場版銀魂新訳紅桜篇の初回限定DVDが届きまして、まずは特典DVDだけ見ました。

いいノリですなぁ。
キャストインタビューはかなりまじめな調子だけど、監修のオッサンと監督のオッサンの対談は作品の空気そのままというところ。
(まーしかし、やっぱりかなり綱渡り的な作品なのだな)

そしてDVD専用新作アニメでは来年春から始まる新シリーズの予告がたっぷり見られて期待が盛り上がります。
(銀魂もついに16:9になるようですな)

それからこの特典ディスクには新訳紅桜篇のハタ皇子(銀魂のセミレギュラー、完全なボケ役)による吹き替え版がついております。
男女問わず、すべての役をハタ皇子の声でアテレコしちゃってます。
ドイヒーです。爆笑です。

銀魂最高だぜ!

2437 Reply 大怪獣バトルウルトラ銀河伝説THE MOVIE 殿様ギドラ Mail 2010/12/27 19:06

WOWOWさんで放送してくれたのでHDで見ました、「大怪獣バトル」の劇場版。

TVシリーズの「大怪獣バトル」はネット配信で最初の何話かを見ただけでしたが、
この映画では設定の説明も盛り込まれていたので話がわからないということはありませんでした。

が、まあ、まともな劇映画ではないですね。
ウルトラマンのライブショー(デパートやお祭り会場でやるアレね)を特撮を使って映画にしましたという体のものです。

ですからドラマの組み立てなんかを云々するのは多分野暮。

だってとにかく「悪い奴」がいて、みんなで戦いまくるだけなんだから、劇映画から受け止められるような盛り上がりとかスペクタクル感なんかはないわけです。
設定上の話のスケールは大きくても、舞台の上で少人数がドッタンバッタンやってるのとさほど変わらないので、ちっちゃい映画になってるのだよなぁ。

怪獣宇宙人の類は大量に画面に映ったけれど、全部ザコ扱いだから仮面ライダーショーの戦闘員と同じこと。

えーと、良かったところ。
CGアニメの織り交ぜ方はわりと自然になっていました。
それから格闘シーンでのカメラワークと編集もなかなか巧みだったかな。
怪獣と人間の合成カットに斬新なものが二つ三つぐらい。

ダメなところ。
文明人であるはずの宇宙人までもが悪役に操られていること。
怪獣軍団の先頭にガッツ星人がいるって、どういうことよ。
宇宙竜ナースにゼットン星人が乗ってきたのか?
ワイルド星人はどうした。

とかなんとか書いてますが、ウルトラの父母だのウルトラ兄弟だのセブンの息子だのといった、A、タロウ以降のノリがそもそも嫌いなので、嫌いな映画です。

あ、ナイナイ岡村ちゃんのプレッシャー星人、1カットだけ画面の隅っこにコンマ数秒映ってました。
なんだよー、プレッシャー星人だけが楽しみだったのに。

2443 Reply Re:大怪獣バトルウルトラ銀河伝説THE MOVIE ルー等級つつ大臣 2011/01/15 15:20

私も見ましたがまあ確かにウルトラマンショーをそのまんま映画にしたという感じで第2次ウルトラシリーズが好きでない人間にとってはかなり辛い映画ざましたねえ・・・。
(第1次ウルトラは「空想特撮シリーズ」ですからそれ以降の第二次ウルトラつまりは「ウルトラマンシリーズ」になってからの作品は区別していなきゃならないのは判ってますがどうも好きになれない・・・。)

で、これを「ウルトラマンショー」だと割り切れば少なくとも「ふぁいなるうんだら」よりもまだいいんでないの?とも思いますけれども・・・。
まあそれにしても怪獣たくさん出したのはいいけれどあれじゃあ仮面ライダーの戦闘員と何ら変わりないざますよ・・・。
せめてじっくりと見せ場を作っていけばそれなりに楽しめたのにあれじゃあ・・・。
(この辺は「ファイナルうんだら」と全く同じ・・・。)

で、閑話休題。
改めてまた「ふぁいなるうんだら」を再見したけれどもストーリー構成が最悪なくらいに雑だとか音楽がひでーしM機関という余計なものまで出す始末だからチャプター飛ばしながらの鑑賞だったざます・・・。
(あの「マトリックス」劣化コピーのアクションは不要で寧ろ地球防衛軍設立だとか海底からガイガンのミイラが発見され引き上げられるところをやってもらいたかったなあ・・・。)
対決シーンに持続性なしだし苦痛の連続ざました・・・。
(病気がちだとストーリーで引っ張る力のない作品が如何に駄作かを思い知りました。答えは簡単。面白くないからです・・・。)

2444 Reply Re:大怪獣バトルウルトラ銀河伝説THE MOVIE 殿様ギドラ Mail 2011/01/20 16:18

> (病気がちだとストーリーで引っ張る力のない作品が如何に駄作かを思い知りました。答えは簡単。面白くないからです・・・。)

ストーリーって何だ、なんのために必要なんだ、ということを考えていないように思われる映画がだんだん増えていて辟易します。

劇映画の価値はストーリーだけではないけれど、ストーリーがダメでもいいんだ、という発想には賛成しかねます。
ならはじめからストーリーなんかつけなきゃいいのだ。

映像の「美」に物語の「美」が加わるとより一層深く心に刻まれるんじゃないんでしょうかね・・・。

(「ふぁいなる・・」がゴジラ50周年記念作でいまのところの最終作とは、絶望的に悲しい)

2438 Reply 2010年を振り返る 殿様ギドラ Mail 2010/12/31 14:24

つもりが長文を書く時間がなくなってしまって、
今年見た映画の中から良い物ダメな物をざーっと概観しようとするもくろみはぶっつぶれ。

今年はCS放送の主立ったチャンネルがHD録画できるようになったことで、
『釈迦』をHDステレオで手に入れられたり、『忠臣蔵』(稲垣浩版)『大冒険』もHDで入手できたのが欣快至極。
(ほかにもいろんな映画がHD化できたし、初めて見た映画も一杯あるのだぁがぁ)

というわけで2011年はもうちょっと映画感想を書きたいものです。

みなさまの映画ライフが充実することをお祈りして2011年を迎えましょう!
2011年はBDソフトが増えることを希う。(円谷特撮作品をBD化してよ)

2439 Reply 2011年最初の一本は『アバター』 殿様ギドラ Mail 2011/01/07 16:11

WOWOWさんが放送したのでいちおう見ました、『アバター』。

キャメロンくんの映画は中身が薄いので劇場には行かず、BSでいいやの処置。

BSですから2D版の放送でありまして、まー、なんつーか、あれほどの大ヒットになったのは3Dだったからなんでしょうか・・。

すげーなー、『タイタニック』も相当な薄味映画だったけれど、よくぞここまで薄口の映画を作れるもんだ。
これがヒットメーカーの奥深い計算か。

だってさ、地球人(というよりアメリカだね)がよその星の資源を搾取するというかなり今日的な基本構図なのに、
社会同士の対立なんかぜんぜん描かないというキレっぷり。

そうだよねぇ、このごろの映画観客は面倒くさい話や現実にリンクした話が嫌いだもんなぁ。

某惑星から産出される某鉱物が何の役に立つのか、人間は呼吸できない大気というが、窒息するのか毒ガスが含まれているのかなどなど、何がどうなっているのかをぜんぜんおせーてくれないありがたい脚本。
(つまり、頭を使って観ちゃいけませんというメッセージなのかな)

とにかく、いろんな「あれはどうなってるの?」という疑問をさらりとかわし、
選ばれしアメリカ人がワルワルアメリカ人を退治する話に仕立て上げてました。

異星人の異質さを描く姿勢もないですから、SF感もねーんだよな。(いけね、乱暴な口調になっちゃった)

それから、舞台となる惑星の人間に似た生き物とそれ以外の生物には明確な差別化が図られていたのも、なんだかなぁ。
基本的に6本足の生物が生息する惑星なのに、人間に似ている奴らは手足4本。
そして、うまくいけばという前提つきとはいえ、獣に神経を接続することで、その獣を操れるという、なんとも人間別格思想。
鳥や獣を常に人間とは別の生き物と考えたがる某宗教の思想がプンプンしてキモチ悪い。
キャメロン君には絶対に怪獣映画は撮れません。

戦争のような雰囲気を出しつつ、結局はバカ大佐との私闘でしかない戦いの構図にうんざりだ。

ま、とにかく、ものすごい大ヒットになった映画なんだから、3Dで見ればものすごくおもしろいんでしょうね。

2446 Reply 『アバターもエクボ』 ルー等級つつ大臣 2011/01/21 20:51

ミーはでーぶいでーで観たざます。


> すげーなー、『タイタニック』も相当な薄味映画だったけれど、よくぞここまで薄口の映画を作れるもんだ。
> これがヒットメーカーの奥深い計算か。
まったくざます・・・・。
「タイタニック」では物凄い惨状を描くかと思いきゃ主人公の恋物語に終始していたんだもん・・・。
これなら別に舞台をタイタニック号でなくてもいいじゃんと当時は思ってますた・・・。






>
> だってさ、地球人(というよりアメリカだね)がよその星の資源を搾取するというかなり今日的な基本構図なのに、
> 社会同士の対立なんかぜんぜん描かないというキレっぷり。

そうざますねえ・・・地球人と異星人とのファーストコンタクトがほぼ無いに等しいからそーなってしまったのかも・・・。
コンタクトを求める代わりにその異星人とのクローンが身代わりにやってるんだから・・・。
(普通、地球人と異星人としてコンタクトを求めないか?)







>
> 某惑星から産出される某鉱物が何の役に立つのか、人間は呼吸できない大気というが、窒息するのか毒ガスが含まれているのかなどなど、何がどうなっているのかをぜんぜんおせーてくれないありがたい脚本。

こーいうのはきちんと丁寧に説明してくれなくてはいけません。
正直意味不明な時間稼ぎかと思うお粗末な脚本ざます・・・。
何でいきなり攻撃なのか?








>
> 異星人の異質さを描く姿勢もないですから、SF感もねーんだよな。

そうざますねえ・・・。
異星人ってよりどこぞの原住民みたいな感じで異質さがないんざます・・・。
何かというとしーじーのアクションやら殺戮部隊のマットジャイロもどきで
お茶を濁しているからSFってよりRPGと戦争映画を足して足で踏んづけたような作品ざますねえ・・・。

何で戦うのか?
よその惑星の資源を強奪する話なら話でわざわざ異星人もどきを使わねばならないのか?
全くアクションで誤魔化している作品ざました・・・。

2455 Reply Re:2011年最初の一本は『アバター』 兄貴赤 2011/02/11 17:44

あたくしも、スターチャンネルでアジャパー見ました。
まったくもって、スカスカの内容なのに、やたらと長くて飽きてしまいました。
シンクロ率がどうとか、エヴァっぽいところもあり、夜のジャングルの風景はファイナルファンタジーっぽい感じでした。
空中に浮かぶ島は、ロジャー・ディーン(YESのジャケット参照)の絵のよう・・・

で、スカスカだけどストーリーは理解できましたが、ターミネーター4は、まったく意味が判りませんでした。
シュワちゃんを、過去に送り込む話じゃないのね~

2440 Reply 2011年感想あれこれ ルー等級つつ大臣 2011/01/12 18:10

さーてミーはというと新春第1弾はユーチューブで観た「ロストワールド」予告編、「カルティキ-不死の怪物」、「双頭の殺人鬼」ざましたということで・・・・。

1「ロストワールド」予告編
これは最初、何かの冗談だろうと思ってました。
だって1925年の作品だし予告編までは現存してないんじゃないの?と先入観がありましたが実際見てみると確かにこの作品の予告編でした・・・。
ただ予告編の割にはかなりネタバレ(ブロントサウルスのロンドン徘徊シーン)な部分もありますし音楽も後から付けただろうというえらくクリアーな部分もありますが貴重映像が見れただけでも感動・・・。

2、「カルティキ」(マヤ文明の女神という意味)
これと3はネットレンタルにてでーぶいでーで鑑賞。
失われたマヤ文明の謎を追う探検隊ということで謎めいたスタートとなりその探検隊の一人が「カルティキ・・・。」ということで気絶(絶命?)し洞窟内部の湖に潜り宝物とかも発見するわけですがやがてそんな彼等の前に迫る謎の物体が襲い掛かり捕食してしまう。
喰われかかった隊員の一人を主人公が助けるわけですがその時に物体の一部までくっついてしまったのだ。
幸い一命を取り留めたが腕に付いていた物体を剥がすと筋肉が剥き出しでしかも半分白骨状態という惨状・・・。
さてその物体を持ち帰り調査した結果、数万歳という結果となり更には人肉を好むという性質という厄介な代物でしかも周囲の生物をも捕食し巨大化してしまったさて・・・という作品でしたが結構怪獣映画(アメリカでのモンスター物というほうが相応しいかも)的なストーリー展開で面白かったざます。


3、「双頭の殺人鬼」
こちらもネットレンタルで見た作品ざますけれども(ストーリーはよくあるマッドサイエンティスト物なストーリー)合作映画ということで前半は見事に「よくあるアメリカの日本感であるハラキリ、フジヤマ、ゲイシャ」ものでしたねえ・・・。しかもそれほど前半は面白くなかったし・・・。
(大体あの博士、妻エミコや弟ケンジをミュータント状態にしておいて更に
記者ラリーをもそういう状態にしてしまうとは・・・。)
後半になるとクラーク・ネルソンじゃなかったジェリー・伊藤刑事と双頭ラリーとの追いかけっこになるところから面白くなります。
まあ一言でいえば頭の悪く空疎な「電送人間」的な話ではあります。
ただこのオルスタックシリーズにしては現存している予告編は収録されてないし本編もネガが現存してなかったのか当時のポジを使っていて非常に画質が悪かったというところざますか・・・。

2441 Reply Re:2011年感想あれこれ 殿様ギドラ Mail 2011/01/14 16:16


ホラー系レア映画をいろいろ漁ってますね。
なんか、CSの日本映画専門チャンネルが春から海外の特撮映画を特集するとかなんとか宣伝を打っていたので、ひょっとしたら50年代の怪物SF映画をやってくれるかも、なんて思ってます。
(海外作品に提供された円谷特撮を放送してくれるともっといいけど)
エアチェックが大変ですがあ。

2442 Reply Re:2011年感想あれこれ ルー等級つつ大臣 2011/01/15 15:00

>
> ホラー系レア映画をいろいろ漁ってますね。
そーなんざますのよー。
この2本に関しては観たいなあーと思っていたので観てしまったのでありますが
「カルティキ」のほうがホラー作品としても海外巨大怪獣ものとしてもよく出来てますざます。
それにしてもオルスタック、アダルト関係以外にも力が注いでいるのがよく判るざますねえ・・・。
(サイトを見たら非アダルト関係も結構出しているのには意外な感じです・・・。)
そうそう海外作品に提供された円谷特撮は「大津波」とかありますしソフトも出して欲しいざますねえ・・・。
(もしかして「白夫人」が未だにDVDが出てないのは合作ゆえの弊害か)

2445 Reply Re:2011年感想あれこれ 殿様ギドラ Mail 2011/01/20 16:23

> (もしかして「白夫人」が未だにDVDが出てないのは合作ゆえの弊害か)

なんとタイムリーなネタ振り!
そうそう、以前から『白夫人の妖恋』DVDが出ていないのが不満だったのだぁがぁ。

噂によるとCS日本映画専門チャンネル特撮王国企画で今度『白夫人の妖恋』を放送してくれるそうな。
DVDを飛ばしてハイビジョンで手に入れられるか!

(やっぱ映画好きはCSHD録画態勢を整えるのがいーと思いますぜ)
『大津波』もやってくれい!

2447 Reply 1月25日です 殿様ギドラ Mail 2011/01/25 16:43

じっくりと取り組んでおります、「定本円谷英二」。

円谷ファン、特撮ファンには是非購入して欲しいので詳細は書きませんが、
円谷英二監督がさまざまな媒体で発言、執筆した内容を読んでいくと、
初期の映画に携わった映画人の万能ぶりに目を見張ります。

というのは、あくまでも撮影部だったはずの円谷英二がセットの設計にも工夫を凝らしていたり、芝居のことシナリオのことにもちゃんとした意見を持っているのです。

現代の映画キャメラマンも同じ感覚を持っているのか??

昔の映画産業はいまほど分業化されていなかったはずで、監督はもちろん、カメラ照明美術各パートのスタッフも常に作品全体を意識して作業していたと想像されます。
(貧弱な体制で制作されるインディーズムービーはいまでもそうでしょう?)

専門バカにならずに済んだのが映画初期のスタッフの強みではないでしょうか。
(某有名カメラマンが監督した最近の某作品を見ましたが、映像はきれいだけどシナリオ、演技演出はポンコツだった)

自分では編集しない監督もいるらしい現代の映画。
映画は複雑な総合芸術なのだから、「部分」と「全体」を統合するためには監督がすべてのパートに関わるのは当然として、さらに各パートのスタッフも常に映画全体を意識しセンスを磨く必要があるのに、
このごろの映画は大丈夫なの?

と、1月25日に思うのであった。

(余談、『マリと子犬の物語』、特撮シーンがなかなかの優れものでした。技術の使い分けのセンスがいい)

2448 Reply Re:1月25日です ルー等級つつ大臣 2011/01/27 20:02

ミーはまだ未見ざますけれどもやはり映画作品を作るのであれば昨今の分業制ってのは各パートの事しか頭に無くなってしまうのでまずかったのでは・・・?と思ってしまいます。
(いうまでもなく率先して言い合える時間を与えそれぞれのセクションで意見を持ち合い行動するのであればまた別)
編集の立会いすらしない監督・・・。
それはさすがに初耳だったざますけれども監督たるものそれではいかんでしょうに・・・。
総てのセクションに立会い行動するのが監督だというのに・・・。
なるほど映像が進歩しても面白い作品になりえない理由の一つがそれだったんざますねえ・・・。
(あくまで私の個人的意見でありますが)
改めて本多、円谷コンビのやり方を研究するがいい!!と思います。
(噂ですが庵野監督や樋口監督は特撮監督は不要とまで言ってますが本当にそうか?とそれぞれの監督作品を観て思いました)

2449 Reply Re:1月25日です 殿様ギドラ Mail 2011/02/01 18:32

> 改めて本多、円谷コンビのやり方を研究するがいい!!と思います。
> (噂ですが庵野監督や樋口監督は特撮監督は不要とまで言ってますが本当にそうか?とそれぞれの監督作品を観て思いました)

「定本円谷英二」を読むと、『海軍爆撃隊』のときに技術監督の必要性を痛感したとのこと。
映画監督とはなんぞやという話にまで展開する話題なので軽く書くのははばかられるところですが、
演出を技術面から計算できる能力は一般的な映画監督には薄いと考えられます。

そういう意味で特技監督は必要でしょう。

ただし、本編監督と特技監督の息がぴったり合わないと悲惨な結果を呼ぶのも確かなことで、可能ならすべてのシーン、カットを一人の監督が統括すべきではある・・・。
(『2001年宇宙の旅』でのキューブリックのように)

まあ、最近の映画は特撮カット同士にも統一感がないものが多い(CGも複数の会社に下請けさせてますし、さらにミニチュア特撮までもが混在すると、なんかこう、ばらばら・・)わけで、やっぱり特技監督は必要なんじゃないですかねー。

2450 Reply ぷりずなー6番 ルー等級つつ大臣 2011/02/04 13:08

ギドラ掲示板にも書きましたがビデオのチェック及び新たに購入した単品のでーぶいでー(その4ね)を購入して久々に「プリズナーNO6」を見てましたがやはり凄いの一言でしたねえ・・・。
(主人公を追い詰める作風が様々な趣向で圧巻ざますねえ・・・普通このパターンだとどうしてもマンネリになりがちざますけれどもパターンを毎回のように変えているのが凄い・・。)
しかもでーぶいでーには何とITC作品(アンダーソン作品も含む)のソフトにしては珍しく予告編まで収録されていたので驚きざます!

ただ疑問もあるざます。
それは何故主人公は電話の応答に名前を言わなかったのか?という点ざます。
第1話で「村」に拉致され電話をしている時に普通なら名前を言う筈が名乗らずというのは流石に少し変に思ったざます。
オープニングで主人公が眠らせてしまい「村」に着いてから目覚めるところでも記憶喪失の描写も別に無いのだからまずは主人公に名乗らせるべきでしょう・・。
(名乗らせてからこそ主人公の名台詞である「番号なんかで呼ぶな!私は自由な人間だ!」が活きてくるのでは?と)
さてこのでーぶいでー、先ほどの予告編収録は快挙!なのですが画質はともかく発色は以前録画したビデオに比べると余り良くないざますねえ・・・。
確かにクリアなんですけれども・・・鮮明かというとちと微妙な感じがするざます・・・。
(コントラストが強いというのか・・・・。「UFO」と比較すると余り良くないざます・・・)
もしかしたらデジタルリマスターでなく以前のLDのマスターの補正だけか?と思ってしまったざます・・・。
(カールトン初期のデジタルマスターだし・・・。)

2451 Reply Re:ぷりずなー6番 殿様ギドラ Mail 2011/02/09 16:08

「プリズナーNo6」は長いこと見てないなぁ。
もちろん本放送当時はノーチェックで、10何年か前にCSで見たのであります。
「情報をよこせ!」と迫られるところ、ブログだツィッターだと言葉を垂れ流しにしている現在の状況に通ずるような気がします。

また機会があったら見たい作品だけど、なにしろ難解というか娯楽性に乏しいとも言える作品なので根性が必要ですね。

2453 Reply Re:ぷりずなー6番 ルー等級つつ大臣 2011/02/10 13:46

ミーも本放送時は見ていないざますよ。
(何せ生まれる前ざますから)
ミーがこれを見たのは確か20年前の深夜での再放送ざますしその後もまた一度再放送が深夜にあり観たざます。
(結構再放送があった作品だったざますねえ)
で、この時見た感想はそれほど難解な作品とも思えなかったざますねえ。
要するに情報部を辞めた人間が拉致されて尋問される話ざますから。
ただ娯楽性に乏しいというのは確かですから(カルト作品ざますから)見るほうはある程度の覚悟はいるざますねえ。
「情報をよこせ!」と迫るのはなるほど現在に通じる部分もありますねえ。
それだけ時代を先取りしていたドラマかと思ったざます。
で、でーぶいでーはくどいようですが予告編も入ってますから購入の価値ありざます。

2452 Reply いろいろまとめて 殿様ギドラ Mail 2011/02/09 16:40

『メトロポリス』
といっても日本のアレなアニメではなくて、もちろんフリッツ・ラングのSF映画ざんす。
先月NHK BS2で放送されたので録画、鑑賞しました。
放送されたのは2001年に復元されたバージョンらしく、118分の上映時間でした。
これまでジョルジオ・モロダー版しか見たことがなかったので違いにびっくり。

やっぱり傑作だよなぁ。
虐げられた労働者の反乱、という構図はあるものの、決して反乱を正当化していないところが素晴らしい。
人造人間にそそのかされて暴れるものの、そんな暴力行為が弱い者(劇中では子供達)を傷つけることを象徴的に見せています。
さらに支配階級を打ち倒すのではなく、協力関係を作るのが肝要であると締めくくります。
(頭脳と手を結びつけるのは心でなければならない、という格言が出てくる。判断と行動には「情」が必要ということか?)

映像も素晴らしい。
非常に良くレストアされたマスターで、画質が良かったこともあり、特撮カットのそれぞれがはっきり見える。
多重撮影の精度が見事だし、セットデザインも美しい。
放電の表現は近年のデジタル作画のものよりずっとリアルだし、迫力がある。(本物の放電を合成したのか?)

このバージョンはDVDも発売されているようです。
日本国内制作の廉価版ではなく、紀伊國屋書店が販売しているお高いほうね。
それから150分に復元したブルーレイも発売中なんだって。
WOWOWでHD放送してよ。

あ、この映画の人造人間の設定というか製造の動機は海上日出男氏の「ゴジラの花嫁?」の人造人間に酷似。海上氏、『メトロポリス』が好きだったに違いない。

『沈まぬ太陽』
なんか、今週地上波で放送するらしいので突っ込みを入れときましょう。
あらすじだけみるとまるで社会派ドラマのように見えますが、ぜんぜん違います。
若い頃上司に睨まれたまじめ社員が左遷されても左遷されてもまじめに働きましたというだけのストーリーです。
日本近代史だの組織と個人の対立だの信義と保身の対立だのといった人間の営みを見つめる視点は皆無で、
この人いい人、この人悪い人、この人裏切り者、というレッテルを貼られた人物がうろうろするだけの薄っぺらなドラマを延々3時間です。

映画が映画の収益だけでは商売できなくなった現在の邦画を象徴するような作品。
社会問題に切り込むことが出来ないのだよなぁ。
出資者の顔色をうかがってばかりでしょ。

「スーパーロボット マッハバロン」
ああもう、ホームドラマチャンネルで始まっちゃった。
あの主題歌にはシビレますな。
そして派手さだけを追求したようなライト感覚満載の演出、ストーリー。
いやまあ、いままで全話みたことはないので、ひょっとすると重厚な話もあるの?
(まさか)
毎週頭をとろけさせるために、見ます。

2454 Reply XL5号とMM9 ルー等級つつ大臣 2011/02/10 14:11

ギドラ掲示板にも書きましたが「XL5号」、トリプルパック2話とアンダーソンTVで数話見たきりざますから他のエピソード見たさに価格が安いので検索したら(アマゾンで、)これが1300円で中古であったから購入したざます。
で、価格が価格だけに単品でーぶいでーかと思ってたら届いてびっくり!
何と全エピソードのボックスだったざます!
(届いた直後はやけに重かったのでビデオかと思った)
内容に関しては第25宇宙管轄におけるゾディアック大佐とXL5号の活躍といったもので説明は一応不要かと思いますが一歩間違うとマンネリ気味のストーリーをバラエティー豊富なものにしたアンダーソンには脱帽ざます!
(ロボットバードとかスペーススパイ夫婦(笑)とか・・・)
トリプルパックでの惑星衝突や宇宙地底人のエピソードだけではもったいないと思ってしまったざます・・・。
(実はトリプルパックに収録された以降の話になるにつれ面白くなる)

で、仕様ですが何と紙だけで横から引っ張るとファイル形式で5枚入ってたざます(1枚につき8話収録)という結構ぞんざいというか大雑把な仕様で日本みたいにきちんとしたボックスではありませんざました。
本家の版権であるカールトン(現在グラナダベンチャーズですが)からの発売でしてきちんとメニューから始まります。
(画面奥からXL5号が出てきてジュニアが分離するしーじーざます)
で、輸入ものにつきもののリージョンざますけれども問題なく再生できたざます。
(イギリスと日本はリージョン2ですが規格が違うしなあ・・・)

で、もう一方の「MM9」ざますけれどはっきり言って「つまらない」の一言ざますねえ・・・。
2話でようやく液体モンスターが登場!となりますが出現シーンの次は既に死んでる状態ざますし・・・。
1話で現場検証シーンはあるざますけれど内輪ネタだけでモンスターによる災害シーンは無いしなあ・・・。
折角石坂さんのナレーションだというのに肩透かしざます・・・。
(それは今後どうなるかだなあ・・・。)


2456 Reply Re:XL5号とMM9 殿様ギドラ Mail 2011/02/16 16:26


TVシリーズ全話で1300円とは、なんとお得なお買い物!
よかったですなー。

「MM9」、いつの間にか放送してたんですね。
怪獣モノのつもり、なんでしょう、か、・・・・・・・・

2457 Reply Re:XL5号とMM9 ルー等級つつ大臣 2011/02/16 20:06

>
> TVシリーズ全話で1300円とは、なんとお得なお買い物!
> よかったですなー。
そうなんざます。
最初価格が価格だけに単品かと思ったけれども中を開けるとテレビシリーズ全話だったから未だにびっくりざますのよー。
(まさか在庫一掃の一環なのか?)
何はともあれアンダーソン作品のコンプリートは順調にいってるざます。
(で、次はどうする?「ロンドン指令Ⅹ」か?)

さて「MM9」ざますけれども気付けば放映してたようで5話でようやく「怪獣もののつもり」になったようざます。
が、どちらかというとこれどっちつかずの印象で災害モノにもなりきれないし
怪獣モノとしても中途半端だし・・・。
出てくるのは尻尾しか見せてないし正直微妙なんざます・・・。
(メイキングでようやく全貌を見たぐらいだから怪獣の描写が無さ過ぎ・・・)

2458 Reply 移転ダス 殿様ギドラ Mail 2011/02/26 18:17

OTD掲示板が2011年6月一杯で閉鎖されるということで、この掲示板を移転させます。

新映像作品掲示板は
ttp://eghidorah.bbs.fc2.com/

それからこの掲示板の過去ログを保存する予定のギドラの巣別館ブログは
ttp://ghidorahnest.blog41.fc2.com/

となりました。
今後ともよろちくび。

ここは投稿停止にします。
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